2019年真夏のキャンプ&車中泊 1 猪苗代湖でキャンプ

ディフェンダー2019真夏のキャンプ&車中泊

1日目:猪苗代湖でキャンプ

出発

2019年8月9日。

朝8時に起き出して準備を整え、10時に自宅を出て猪苗代湖へ向かう。

連日の猛暑に見舞われる中、

「さすがに車中泊は無理かなぁ、、、とりあえずキャンプにでも行こうか。」

ということになったからだ。

以前、YouTubeで猪苗代湖のモビレージというキャンプ場をべた褒めしている人がいて、それを見て以来ずっと行ってみたいと思っていたのだが、今回そこに行ってみることにした。

平日にも関わらず、中央道は上下ともで渋滞、勿論のこと首都高も渋滞、おまけに圏央道までもが大渋滞、、、

お盆の時期をなめていたとしか言いようがない。

我々、猪苗代湖までは片道4時間の距離と思っていたのだが、Naviを入れてみると実は5時間もかかることが判明し、、、

チェックインは13時からだから、仮に4時間の距離だったとしても9時には自宅をでなければならない筈なのに、何故だか10時発で余裕だと思い込んでいたり、、、

色々やらかした中での出発になってしまった。

お盆の帰省ラッシュに加えて各地で事故が多発していて、

東北道は首都高を抜けた後も久喜まで2時間もかかるという。

下道の方が早いのではないかと思ってグーグルマップで検索してみると、常磐道をいわきまで行くルートが一番早いことがわかった。

12時半に常磐道に入ると、車の量が嘘のように少なくなり、スイスイと快適に進んだ。

初めて通るルートというのも楽しかった。

友部SAでランチ休憩。

小さいけれども新しくて綺麗なSAで、広いスタバも併設されていた。

時刻は14時前とランチにしては遅かったのだが、食堂は混んでいた。

常陸そばのレストランがあったので入ってみて、つけ蕎麦と冷やしぶっかけを頼んだが、なかなか美味しかった。

本当は今くらいの時刻にはキャンプ場に辿り着いて、ゆっくりとした時間を過ごしていたかったのだが、、、。

気を取り直して常磐道を行く。

空いていて気持ちの良い道で、日立辺りでは太平洋が見えた。

いわきからは磐越道で猪苗代へ向かう。

磐梯山が見えてきた。

猪苗代モビレージキャンプ場

猪苗代磐梯高原ICで高速を降りた。

湖畔を走ると緑の向こうに湖が見えていた。

20分ほど走り、二つ目の橋を渡ってすぐの細い道を入るとキャンプ場だ。

緑の清々しい香りと蝉の声に包まれ、木陰は実際の気温より少し涼しく感じた。

結局到着したのは16時過ぎで、東京から6時間以上もかかってしまった。

まずはチェックインを済ませる。

全部で4200円を支払った。

3000円が車1台とテントの代金、大人の入場料が一人600円だった。

サイトは湖畔と林間にあり、日陰を中心に既に2/3が埋まっていた。

キャンピングカーやトレーラーだと湖畔の中心にあるサイトを利用できる。

カヌーの持ち込みや貸し出しもあり、湖で遊ぶこともできるが、入江にあるため水はそこまで綺麗ではない。

このキャンプ場は、自分で探して気に入ったサイトをみつけるスタイル。

我々は色々迷った末に、一番右端にあって空いている木陰のサイトを選んだ。

明るいうちにタープを張り、テントを立てた。

次いで慌ただしく買い出しに出かけたのだが、先程降りたIC付近まで、片道20分の距離を戻らねばならない。

思った以上に着時間が遅かったのが痛かった。

買い出しを急いで戻る途中で空が夕焼けに染まり、湖面を紅く照らしていた。

夕食とキャンプ

サイトに戻ると程なくして陽が暮れて、太陽の名残の薄白い明かりの中で火をおこした。

この晩の夕食は、時間の関係と、炎天下の長時間ドライブに疲れたこともあり、簡単に済ませることにした。

まずはサラダを肴に缶チューハイで乾杯してから、炭火で地元の牛肉を焼いてワインを飲んだ。

締めは手抜きのカップヌードル。

手軽で美味しい非常食に助けられたが、キャンプで食べれば立派なご馳走だ。

我々の前のサイトには後から家族連れが来たのだが、着くなりテントの張り方で喧嘩を始めたと思ったら、奥さんが寝るまでずっとクドクドと文句を言い続けていて驚いた。

中心に近い混み合ったサイトでは子供たちが興奮して絶叫していたし、

20時過ぎに、まるで申し合わせたかのように皆が一斉に花火を始め、キャンプ場が一瞬にして煙に包まれた。

夏のキャンプは、落ち着いた時間をリラックスして過ごす、、、というよりは、賑やかなアウトドアを楽しむことが重要なのだろう。

もともと風はあったのだが、21時を回ると気温が下がって涼しくなった。

小さな蛙がサイトに迷い込んで出て行った。

蝉が2匹木の高い場所で鳴き始めたが、そのうちに居なくなった。

キャンプ場の夜は早い。

子供たちが寝静まった後にキャンプファイヤーを楽しんで、、、

といきたかったのだが、この晩は疲れが押し寄せ、我々も22時前には就寝した。

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