新型コロナの変異種により更なるステイホームが叫ばれているこの週末。
車中泊に出かけたいけど行きずらい、、、
仕方がないから自宅でカンカン焼き(ガンガン焼き)をすることにした。
自宅でカンカン焼き
カンカン焼きともガンガン焼きとも言われるこの料理、大きな缶の中に貝などを豪快に入れて、これまた豪快に日本酒を加え、火にかけて蒸し焼きにするもの。
早速近所の魚屋へ調達に行き、買い込んできたのは、
- 牡蠣
- ホタテ
- ハマグリ
- サザエ
- アワビ(韓国産だが)
- 栗ケガニ(クリガニ)
これらをタワシでよく洗い、鍋に投入。
日本酒を底から2cmくらいまで入れて、蓋をして強めの中火にかける。
本来は缶でやるものだが、わざわざ缶を購入するのもお金が掛かるし、家にある一番大きな鍋で代用することにした。
そして最初はデッキで卓上コンロにかけるつもりだったのだが、最近やけに風が強いし、ガス缶の節約のためにもキッチンで調理した。
沸騰したら沸騰状態をキープできるくらいに火を弱め、蓋は開けずにそのまま15分。
良い感じの磯の香りが堪らない。
本来のカンカン焼きは缶の蓋は開けないだろうから、透明の蓋を使い、開けなくても蒸し具合がわかるようにしたのは正解だった。
ホタテが少し生っぽい気がしたため、更に5分ほど様子を見ながら火を通して出来上がり。
いざ実食
この日用意したものは、カンカン焼き、海藻サラダ、バゲット、アンチョビ、トマトと新たまのマリネ。
キンキンに冷えた白ワインとともに。
蓋を開けると白い煙がモクモクと上がり、磯の香りが一気に漂う。
まずはホタテから。
うん、ぷりぷりだ。
磯の香りも程よくて、お醤油を少し垂らすと丁度良い。
1番上のホタテをどけると、下に隠れていた貝たちが顔を出した。
どれも美味しそうだ。
続いてハマグリ。
こちらも醤油を垂らしてプリプリで美味しい。
アワビも柔らかく、少しだけ残った日本酒の香りも良い塩梅だ。
牡蠣もプリプリ。
なのだが、この牡蠣の味なのか、なんだか少し味が薄いような気もする。
サザエには蟹の味が沁みていて、肝の独特な苦味も薄れ、美味しかった。
栗ケガニは、以前宮城でお味噌汁になっているのを飲んだことはあったのだが、身はほとんどないが出汁の出る蟹で、蟹味噌が美味しかった。
カンカン焼きは、蒸し焼きにすることで熱がしっかり通るのに、バーベキューとは違って水分が飛ばないために身がプリプリで、海鮮バーベキューよりも良いかもしれない。
土曜日の昼間は晴れていたのだが、この晩の三日月を隠すようにして、黒い雲がみるみるうちに広がっていった。
ガレージで車中泊
この晩は、ほろ酔いのままガレージに停めてあるディフェンダーの中で車中泊。
我が家は何を隠そうビルトインガレージハウスといって、家の中にガレージがある。
そのため、外に出ることもなく、人目を気にせず車中泊が出来るのだ。
我々が自宅で車中泊をするのはこれで2度目。
自宅車中泊は、トイレもあるし、目隠しのカーテンをしなくても良いし、雰囲気は味わえるのでなかなか楽しい。
とはいえ、一日も早く、普通に車中泊が出来る世の中に戻って欲しいものだ。
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