日曜日の朝は、ディスカバリー4のエンジンがかからなくなったという実家からの電話が目覚まし時計代わりだった。
詳細を聞いてみると、どうやら状況は下記のようだ。
・スタートボタンを押しても何の反応もなし
・警告灯などは表示されている
・ABS異常の表示あり
ディスカバリー4がどのような状態の時にエンジンがかかるのか、仕様の詳細は忘れてしまったが、とりあえず思いつく対処法をいくつか確認してもらった。
1. 半ドアになっていないか
2. バックドアが半ドアになっていないか
3. セキュリティーが悪さをしているかもしれないので、一度下りてドアをキーレスで閉じて再び開けてスタートボタンを押す(ボルボC70 で経験した。そのときの記事はこちら)
4. スペアのキーレスで施錠解錠をしてみる
5. シフトレバーが微妙にPの位置を認識していない可能性を考えて、シフトレバーを奥(P側)に押し込んでみる
6. ギアのかみ合いでPを認識していないのならば、まずはパーキングブレーキを解除してから車体を前後にゆすってみる
とりあえず簡単に試せるこれらのことは全部やってみてもらったのだが、それでもまったく反応がないという。
しかも厄介なことに、パーキングブレーキすらも解除出来ないというのだ。
その状態だとレッカー車に来てもらったとしてもめんどくさそうだ。。。
業を煮やした母親が「もうJAFを呼ぶ」と言い出したから、
それなら保険のロードサービスを使ったほうがいいと伝えロードサービスを呼ぶことにした。
というのも、実家はJAFに入会していないし、
以前ディフェンダーの不具合で自動車保険に付随しているロードサービスを利用したことがあり、便利だったからだ。
レッカー車を待っている間に「時計が狂ってる」と言うのでピンときた。
あぁ、それなら恐らくバッテリーだ。
案の定、ロードサービスの人にバッテリーをつないでもらったところ、エンジンがかかった。
ちょうど定期点検の時期とも重なっていたため、他にも不具合があるかもしれないし、そのままお世話になっているディーラーまで運んでもらうことにした。
後日ディーラーから、にわかには信じがたい連絡が来たのだが、
なんと、新車時からバッテリーを交換した記録が無いと言うのだ。
そろそろ10年になるというのに??
ディーラー以外でバッテリーを変えたような記憶はないしなぁ、、、
これにはディーラーの方でも相当びっくりしていたようだ。
色々とネットで調べてみると、最近のバッテリーは、弱まっている兆候がはっきりとは出ずに、ある時いきなり駄目になると書いてあったのだが、今回はまさにそのパターンだったのかもしれない。
最近の車は全部電子制御になっているから、その分バッテリーへの依存度も高くなっている。
とにかく何か不具合が出た時には、まずはバッテリーを疑ってみるのが良いかもしれない。
キーレスもセキュリティにつながっているため、キーレスの電池切れも忘れずに確認したいところだ。
以前ディフェンダーのエンジンがかからない不具合が続いたのだが、キーレスの電池を交換したら直ったことがある。
車のエンジンがかからなくなったときの原因と対照法
- 半ドア
=>バックドアも含め、全てのドアを閉め直す - キーレス
- 一度下りてドアをキーレスで閉じ、再び解錠してエンジンをかけ直す
- スペアのキーレスで施錠・解錠してみる
- キーレスの電池を入れ替えてみる
- シフトレバーがPの位置を認識していない
- シフトレバーを奥(P側)に押し込んでみる
- パーキングブレーキを解除してから車体を前後にゆすってみる
- バッテリー切れ
=>バッテリーを充電する(古くなっているようであれば後々交換する)
余談、、、
それにしても積載車に載っている愛車って、なんだかかっこよく見える気がする(これは実家のだけど)。
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