2022.05.02 AM5時 淡路島南PA
天気は晴れ、気温13℃。
朝5時に起床し、身支度を整え、前日に淡路SAで買っておいた京都の鯖そぼろの押し寿司を食べた。
夜の間に車中泊の車が増えていたし、早朝に出てきた車も入れ替わり立ち替わり入ってくる。
6時に出発すると、波が穏やかながらも渦潮が見えた。
高速を降りて街中を抜け、緑あふれる県道を進むと、お遍路さんの姿がちらほらあった。
新緑にはまだ少し早いようだったが、若い栗の木の匂いがした。
剣山スーパー林道
この日は剣山スーパー林道を通って高知へ抜ける。
正直行ってこの林道、ネットでルートや行き方を調べてもわかりやすい情報が出てこない。
通行止めも多く、その情報も土地勘がない我々にとっては、実際には行ってみないとよくわからないのが実情だった。
ということで今回は、いつもの旅の記録と同時に、自分達の備忘録も兼ねて、少し説明も入れていきたいと思う。
剣山スーパー林道への行き方
剣山スーパー林道は、四国の徳島にある日本一長い林道。
東側の起点は徳島の上勝町にあり、終点は高知に程近い徳島の那賀町にある。
林道入り口は複数あり、我々が以前ブログを始める前に一度通った時には、神山町から入った。
ただ、起点や神山から入ると途中で一度国道193号に出て、そこに西コース東側出入り口があり、そこからが本格的な林道になる。
記憶が確かなら、神山から西コース東側出入り口までの区間には見所が何もなかった記憶があり、林道というのは長時間走っていると飽きてくるため、今回は東側出入り口まで国道193号で西コース東側出入り口へ向かうことにした。
とはいえその道中は、国道なのに道がかなり狭くて荒れていた。
西コース東側入り口から川成峠の分岐まで
この林道は整備されていて走りやすいが、それでもパンクしそうな尖った石が落ちていたり、落石があるため走行注意だ。
最初の目印はファガスの森。
綺麗な山小屋で、トレイ休憩が出来て、ジビエ料理も食べられるようだ。
目の前でキャンプをしている人たちがいた。
最近はここから10km先で通行止めになっているようだったが、GW期間中は一部通れるようになっていた。
少し進むと徳島のへそに出た。
空と山々の綺麗なこと。
この先には送電線があって、電柱も立っている。
林道には所々にツツジのような花が咲いていて綺麗だった。
川成峠で分岐に出た。
入り口やファーガスの森にもあったが、ここにも看板が立っていた。
この川成峠付近で3方向へ分かれる。
- 真っ直ぐ進むとスーパー林道
今まで走ってきたのが町道剣山線(スーパー林道)で、本来であればこのまま進めるのだが、2022年5月2日時点では災害復旧工事のため通行止めになっていた - 右手に折れると美馬市
こちら方面には通行止めなし - 真っ直ぐ進んでからすぐ先を左に曲がると林道木屋平木沢線
こちらも2022年5月2日時点で改良工事による通行止めのようだが、GW中5月8日までは通れるようになっていた
ということで、川成峠から一旦林道木屋平木沢線を抜けて県道295号に出ることにした。
林道木屋平木沢線
一旦真っ直ぐ進むと、本来のスーパー林道方面には通行止めの看板が。
すぐ先を左手に曲がって林道木屋平木沢線を進むと、この辺りからは徳島の南側になるのだろうか、この辺りから新緑の緑が綺麗に輝き始めた。
295号へ一旦出て、しばらく進むとスーパー林道の文字が。
剣山スーパー林道へ合流
ここからは再び林道へ戻る。
しばらく走ると見晴らしの良い場所に出たので、買っておいたおにぎりでお昼ご飯。
ランチの後で再出発すると、途中に崩落した石がまとめてあった。
林道傍の斜面にはいくつかの小さな滝が出来ていて、水がキラキラと輝いて綺麗だった。
次の目印は山小屋で、ここにはトイレがある。
もっとも、大の虫嫌いのコドラには恐怖だったようで入れなかったが。
一瞬クマかと驚いたが、ぬいぐるみが置いてあった。
ここを越えるともう一息。
ここからは断崖絶壁が続く印象で、そのせいか道の傍にお地蔵様が点在して何体も置かれていた。
一部災害復旧中だったがGW期間中は一部解放されていて、くるくると回ってようやく林道を抜けた頃には時刻は13時頃。
最初の林道出入口の時点で8時45分だったため、4時間くらいかかったことになる。
ここから高知方面へ向かったのだが、今回のコースでは道が長いためトイレが問題。
見つけたら都度寄っておいた方が無難だと思うが、林道を抜けてからも街道沿いにいくつか公衆トイレが並んでいた。
剣山スーパー林道のコース
今回走ったコースがコレ↓だ。
※川成峠付近から復旧工事のため迂回したが、本来はそのまま進むと西側で入口へ抜ける。
ちなみに徳島林道にナビに最新の情報が載っている(土地勘がないと解読の難易度は高い気がするものの)。
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