十津川村にある日帰温泉施設でこの日の朝風呂にした。
湯泉地温泉(とうせんじおんせん)。
一人600円で塩化物泉の源泉掛け流しが楽しめる。
仄かな硫黄臭のする透明の湯で、内湯は熱めでさっぱりと気持ちよかった。
施設は綺麗なのだが狭かった。
駐車場も、浴室も、少人数向けだ。
露天は長い階段を下った小さな川沿いにあり、丁度湯船の先が滝の様になっていた。
たまたま空いていて誰もいなかったから、滝の音を聞きながら寛いで入ることが出来たのだが、
入れ違いであっという間に混んだ。
混んだ時に入ると、あの狭さだ。
あまり寛げないような気がするから、ついていた。
温泉から出て、すぐ側にある道の駅十津川郷へ。
こちらもこじんまりとした小さな道の駅だった。
お弁当を買い込み、次の目的地である瀞峡を目指すことにした。
425号線沿いを進む。
気温は12度、晴天だった。
閉め切っていると暑いので、窓を半分ほど開けて走った。
これこれ、この感覚だ。
山道を走るのがディフェンダー旅の醍醐味という気がする。
途中目立たない場所に目立たない看板があって滝があることを知った。
何気なく寄ってみると、、、
このエメラルドグリーンの滝、清納の滝というらしい。
滝の力強さもあるのだが、男性的な荒々しさではなく、優美でもある。
水は緑色なのだが透き通っていた。
人もいない。
車に戻って先ほど買い込んだお弁当を取って戻った。
思わぬ場所でピクニックが出来て、地元の美味しいお弁当が更に美味しく感じられた。
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