このブログで紹介しているように、我が家には終の車が2台ある。
1台はランドローバーのクラシック「ディフェンダー110」、もう1台はポルシェ「ボクスターGTS4.0」。
どちらもマニュアル。
ただ、、、どちらも終の車ゆえに、気軽に日常使いが出来ない。
そこで、昔に買って実家で乗っていたディスカバリー4に普段は乗っていたのだが、このディスカバリー4の唯一にして最大の欠点が「燃費の悪さ」だ。
街乗りをしようとするとリッター4キロ前後という恐ろしい燃費になるし、高速に乗っても良くて7.5あたり。
ただ、エアサスのゆったりした乗り心地といい、威圧的ではないが控えめな高級感といい、全てを気に入っていたので(燃費以外は)、壊れるまでは乗り続けようと思っていた。
ところが、親がフィアット500チンクエチェントに乗り換えた時に、ディーラーでひと目惚れした車があった。
それが、フィアット500e(チンクエチェントイー)Open。
色々な理由から、この度乗り換えることにした。
実に、排気量5000ccから0ccへの乗り換えになる。
先週火曜日の春分の日に、WBCの準決勝の試合が行われている傍らで納車された。
ちなみに色々とカスタマイズを頼んでいるのだが、入荷が遅れているなどの理由により、後日の施工となる。
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フィアット500eの気に入っているところ
我々が一目惚れしたのは、オーシャングリーンの色にだった。
光の加減や見る角度によって色が変わる。
実家で初めてのランドローバー車はディスカバリー1の50周年記念車で、そのボディカラーのアトランティスブルーにも似ている。
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曇りの日だと全体的に落ち着いた色味になる。
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晴れの日だと、グリーンが強めに出て一気に鮮やかな印象になる。
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夜になると、今度はブルーが強く出て、紺色に見える。
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色以外にも2段階でオープンになるところも気に入っている。
現時点では世界唯一のオープンカーのEV。
幌を折り畳むセンスがさすがイタリアだ。
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上の写真は天井だけを開けたオープン状態。
後ろまでフルオープンにすることもできる。
フィアット500eの内装
室内は、ランドローバーやポルシェと比べてしまうと使用している材質などのせいでどうしても劣るが、こんな感じだ。
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ところどろこに遊び心が散りばめられている。
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下 コントロールパネルの下はトリノの街
この、トリノの街が描かれているところにスマホを置くとワイヤレスで自動充電できるのだが、スマホケースをつけていると反応しない。
4人乗りだが後ろはエマージェンシー用という感じで、全体的にコンパクト。
飲み物を置く場所は一応2つあるのだが、使い勝手が考えられていないところもまたイタリアだ。
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ちなみに、内装だけではないが、至る所にeのロゴが散りばめられている。
![](https://garyuwonderfullife.com/wp-content/uploads/2023/03/img_8017.jpg)
フィアット500eの乗り心地
500eは完全なる電気自動車。
エンジンがないため音はしないし、ガタつきがなく揺れが少ない。
レスポンスが良いためスーッと滑らかに動く。
将来、車が地面から浮いて走るようになるかもしれないが、その際にはこんな感じの乗り心地なのではないかと思う。
そして加速も早い。
コドラはハンドルもアクセルもブレーキも全てが軽くて驚いていた。
ちなみに、インプレについてはまた後日、別記事でレポートしたいと思う。
電気自動車について
電気自動車の充電はこんな感じ。
給油口が充電箇所になっていて、専用のコンセントを差し込むだけ。
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充電にかかる時間は、ゼロからフルにするには普通充電で14時間、急速充電でゼロから80%にするまでには30分くらいらしい。
ただ、日本の急速充電器の規格であるチャデモ(CHAdeMO)に変換するためのアダプターが、現在はまだ日本に入荷されていない。
つまり、現時点では200Vの普通充電のみのため、家で充電することはもちろん出来るのだが、外出先で普通充電するのは現実的ではないため、アダプターが届くまでは遠出は出来ないということになる。
あと、流石は最新式のEVだけあり、空調や設定などが全てコントロールパネルからタッチ操作で可能だ。
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追従システムやレーンキープなどの安全性能もついているが、何故かシートが手動なところもイタリアらしい。
あとがき
旅に出る時はディーゼル+マニュアルのディフェンダー。
ドライブを楽しむのはポルシェ最後の、自然吸気ガソリンエンジン+オープン+マニュアルのボクスターGTS4.0。
そして普段使いはEV+オープンのフィアット500e。(世界唯一のオープンカーEV)
今後の我が家の使い分けはこんな感じで、どれもかなり極端な選択だと思うが、色んな意味で最強の、楽しい組み合わせだと思っている。
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