2019年最後の湯:十日町 千年の湯
先程の道の駅近くのスーパーに立ち寄った後は南下した。
元旦には長野県の諏訪市に住むこどら両親宅を訪ねることにしていたから、この晩は小千谷か十日町あたりの道の駅で車中泊をしようかと話していた。
時刻は既に17時、雪がぱらつく程度に舞っていた。
とっぷりと日も暮れていたため、北陸道に乗って時間を短縮することにして、
向かう途中で温泉を探した結果、十日町にある千年の湯に行くことにした。
大晦日のこの日は19時まで入館受け付け、営業は20時までで、我々が到着したのは18時半過ぎだった。
ここは前に訪れて印象が良かった記憶のあった温泉で、道の駅もすぐ近くにある。
以前訪れた時には、さすがの十日町と思わせる高い雪が積もっていたのだが、今回はうっすら水分の多い雪が地面にあるだけだった。
入館料は600円のところ、夜間割引で500円。
大晦日にも関わらず混んではいたのだが、内湯は独り占め状態で寛ぐことが出来た。
泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉の掛け流しで、茶褐色の湯はモール泉のような石油系の温泉の匂いがした。
肌すべになる湯ではあるのだが、もしや東京近辺にはよくある泉質かもしれない。
前に来たときとは少し違う印象を受けたのは、我々が全国各地のあらゆる泉質の温泉を巡って、経験値を積んでいるからなのだろうか。
道の駅:信越さかえで年越し
湯から上がって十日町の道の駅へ行ってみたのだが、そこは道の駅というよりは市役所の駐車場にいるみたいで落ち着かないため、次の道の駅へ移動することにした。
ここから117号を30分程走ると信越さかえという道の駅がある。
十日町は19時半の時点で気温1度、水分の多い雪が降っていた。
さかえの道の駅は新潟県境を超えた長野県にあり、地面に雪が2〜3cm程積もっていた。
20時に着いた時には粉雪がはらはらと舞っていて、雪のせいだろうか静かな場所だった。
車中泊組は我々より先に1台いるだけだったが、後から2台増えていた。
ここのトイレは新しくて、暖房が入っていたのが嬉しかった。
2019年最後の晩餐
2019年最後の晩餐を開始したのは20時過ぎだった。
すっかり恒例になった年越し車中泊。
日常から離れ、テレビやラジオもつけず、無音で会話を楽しむ。
外では雪がしんしんと降っていた。
2019年最後の夜は、年越しを待たずに23時に就寝した。
2019年12月31日の大まかな行程
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