イタリアンのランチ
令和元年5月4日13時
友ヶ島から戻るとお昼過ぎだった。
贅沢なことに、淡白な海鮮の味を和で食べることに飽きてきた我々。
本当は地物海鮮を使ったイタリアンでも食べたかったのだが見つけることは出来ず、
キャナリィロウという、近くにあって口コミ評判の高かったパスタ屋さんに行ってみることにした。
気温は24度、もうすっかり夏のような陽気だった。
窓を全開にして走ると風が気持ち良い。
加太にはビーチもあり、グランピング施設なのかバーベキュー用なのか、三角屋根のテントが張られていた。
程なくしてレストランに到着。
入ってみると人気の理由がわかった。
ランチセットが1500円前後で、フリードリンクが付き、豊富な前菜バイキングが食べ放題で、食後にドルチェまでついている。
我々は2人用2種類のパスタランチ4000円を選んだのだが、飲み物と種類豊富なバイキングが付いていて、
味も美味しかったし、なかなか良かった。
熊野へ
我々、この店でランチを食べながら次の温泉も検索した。
和歌山には良い温泉があるのを知っていたが、どうせなら行ったことのないところが良い。
そう思いながら探していると、熊野に湯の峰温泉という温泉を見つけた。
一説によると実在する日本最古の共同浴場らしく、
特に壺湯は世界遺産の一部としても登録されており、一日に7回お湯の色が変化することでも有名だという。
これはもう、行ってみるしかないじゃないか。
和歌山からは阪南自動車道で2時間半の距離だった。
まずは紀伊半島を南下し、南紀白浜手間の上富田から内陸へ入った。
この辺りは1車線だったのだが、反対車線が事故で大渋滞していた。
国道311号は熊野浪漫街道といい、山間部を走る道で緑が増えた。
空気がひんやりとしていて、草木の香りがした。
途中の道は狭く、すれ違いに注意が必要だった。
17時半に温泉街に着いた。
湯の峰温泉
湯の峰温泉というのは昔ながらの鄙びた温泉地で、辺りには硫黄の匂いが漂っていた。
川の中につぼ湯があり、すぐ傍には熊野古道の入り口の1つがあった。
つぼ湯は1人770円で1組30分の交代制。
さすがに混んでいて、並んでいたため諦めた。
つぼ湯の手前の河原には、温泉の熱で野菜や卵を蒸して食べられる湯筒というものがあった。
公衆浴場は湯筒手前の橋を渡った奥にあり、一般湯、薬湯、家族風呂(薬湯)の3種類があった。
一般湯は250円、薬湯は390円、薬湯の家族風呂は30分貸切で510円。
ちょうど空いていたため家族風呂に入ったが、2人で510円とは割安だった。
湯船は小さいが、確かにお湯が良い。
温泉に入っていると実感できる硫黄の香りと熱い湯に癒された。
薬湯の泉質は含硫黄 炭酸水素塩・塩化物泉の掛け流し。
加水、加温、消毒一切なしで、シャンプーや石鹸の使用は禁止だ。
(一般湯も勿論温泉だが、泉質はメモって来るのを忘れてしまった)
この付近には他にも渡瀬温泉、川湯温泉があり、そちらは炭酸水素泉のようだ。
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