新型コロナがヨーロッパやアメリカにまで拡大され、なかなか収束しない昨今、、、
シンガポールも外国人の実質入国拒否の対象国を、中国、韓国、イランに加え、イタリア(北部から全土へ拡大)、フランス、スペイン、ドイツへと拡大した。
これまでは感染者の増加数が緩やかだったシンガポールだったのだが、先週は珍しく1日に10人位の勢いで増えていくと思ったら、ヨーロッパやアメリカからの帰国者が発症するケースが多かったようで、そういう実態を受けての措置だったようだ。
我が家は引越しやらなんやかんやで、しばらく街歩きをしていなかったのだが、昨日は久しぶりに街中に出てみた。
オーチャードでランチ
まずは、シンガポール人の友達曰く、めっきり人の減った中心部、オーチャードでランチ。
マンダリンオーチャードの2階にある、オーストラリア人オーナーが経営するカフェに入った。
The Providore Mandarin Gallery。
頼んだのは、サンドイッチと、リコッタチーズパンケーキ。
具沢山のサンドイッチはトマトソースが少し甘めだったが美味。
リコッタチーズのパンケーキはフワフワで、ほんのり香るリコッタチーズの風味が絶品だった。
このビルも、今は入り口を一つだけに絞っていて、入館前に体温チェックがあった。
ディフェンダーに遭遇
食事の後は、こどらがどうしても行きたいというため、ハジレーン(Haji Lane)に寄って帰ることにした。
ハジレーンは、アラブストリートの傍にある、若手ファッションデザイナーが店を構える小さなストリートで、ウォールアートのカラフルなカフェが立ち並ぶエリアだ。
中心部からハジレーンに行くには、7番か175番のバスに乗る。
ところが、7番のバスが立て続けに2本通り過ぎてしまい、20分くらい待ちぼうけ、、、
なんだかおかしいと思ったら、ナント、バス停を間違えていた。
正しいバス停へ移動し、ようよくバスに乗り込むことができた。
乗っている時間は15分くらいで、ブギス(Bugis)駅を越した次の停留所で降りた。
地下鉄で行く場合はブギス駅から5分から10分くらい歩くことになるようだ。
バスを降りて、来た道を1ブロック引き返し、横断歩道を渡るのだが、信号待ちをしていると、またまたディフェンダーに遭遇した。
東京23区ほどの狭い国土で、自家用車を持つためにはバカ高い税金を取られるシンガポールは、世界でも最も車の購入価格が高い国の一つだという。
なのにディフェンダーと遭遇する確率の高さは東京以上だ。
中古のディフェンダー110でも、1200~1300万円くらいが相場のようだ。
いかにセレブが多い、ということなのだろうか。
サルタンモスク
大通りを渡り、更に1ブロック歩くと、サルタン・モスク(Masjid Sultan)の裏側が見えた。
モスクらしいモスクを初めて見たこどらのテンションが上がる。
正面に回ってみると、青い空の下に、白い壁と黄金色の丸い屋根が眩しく光っていた。
乾季に入るはずの3月になってから、しばらく天気がわるかったのだが、この日は久しぶりに太陽がギラギラと照りつける真夏の陽気。
本当は中に入って見学もしてみたかったのだが、暑さもあり、コロナもあるし、あまり気乗りしなかったため今回は通り過ぎるだけにした。
落ちついたら今度は中を見たいと思うが、立派な建物だというから楽しみだ。
モスクの正面にはカラフルなトルコ料理のカフェやレストランが並んでいた。
振り返ると、立派なモスクがまるで絵のように佇んでいた。
ハジレーン
モスクを後にして右手に曲がり、車通りを1本渡るとハジレーンになる。
カラフルなウォールアートが出迎えてくれた。
ハジレーンは全長250m程の短くて狭い通り。
背の低いカラフルなショップハウスが立ち並んでいる。
我々は通りの真ん中から入ってきたため、まずは右側に広がる、洋服屋やアクセサリー、カフェなどのエリアを散策した。
リゾート向けのワンピースやカバン、帽子などが、比較的安い値段で売られていた。
こどらが買ったのはこのバック。
35ドル、日本円にして約2800円だった。
若い女性のショッピングには最適の場所で、今はコロナの影響で全体的に人が減っているため、土日でも見物しやすかった。
先程通りに入ってきたあたりまで引き返し、今度は左側に進むと、こちらはバーやレストランエリアになっている。
カラフルな通りを通り抜け、地下鉄ブギス駅まで歩いて戻った。
オーチャードからモスクまでのバスルートは下記👇
今回の街歩きルートは下記👇
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