夜明け前
2022年1月3日は氷見の道の駅で目を覚ました。
時刻は4時半。
ここから下道で東京へ戻ることにして、身支度を整えて出発したのは5時過ぎ。
あたりはまだ真っ暗だった。
温度が高いせいか車道の雪は溶けていた。
お正月でなければこの辺りで朝風呂に入ることが出来たのだが、この日はどこも朝風呂をしておらず、取り敢えず南下しながら温泉を探すことにした。
誰もいない道をひた走る。
こんな時間に何故だか渋滞考慮リルートを3回も案内されたのが不気味だった。
この朝は暖かく、道脇の電光掲示板に「雪崩に注意」と出ていたのだが、雪崩になるほど雪は深くなかった。
五箇山
帰路に五箇山があるので寄ってみることにした。
雪に包まれた合掌造りの里の、夜明け前の姿が見られるなんてそうそうないことだ。
雪道を歩いて展望台から夜明け前の五箇山を眺めてみた。
この頃には空が白み始めていて、雪のせいか明るく見えた。
霧のかかった景色の中で、除雪車だけが動いていた。
白川郷へ
五箇山の次は白川郷へ。
ちょうど到着時刻に夜明けを迎えるため、展望台から白川郷を見下ろそうと思って向かった。
展望台に曲がる道がうろ覚えだったため、白川郷の展望台で調べてナビを入れてくれたものの、なんだか場所が違うような気がする、、、とこどら。
実際に行ってみると、一度も訪れたことのない道を指していて、どんどん山道を登っていく。
名前は白川郷展望台とあり、行ったことがない場所ならば、せっかくなのでと行ってみることにした。
のは良いのだが、、、
途中で除雪が終わって行き止まりになっていた。
スノートレッキングの一団が雪の壁を登って、その先へ進んでゆくところだった。
我々は仕方がないのでここで引き返す。
降る道の途中で夜が明けた。
白川郷
我々が本来行こうと思っていた場所は天守閣展望台というところだったのだが、気を取り直して向かってみたものの、こちらは扉が閉まっていた。
朝9時から開くらしい。
その先に数台の車が停まっていて、ここからでも白川郷が見渡せるようになっていた。
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