仁淀ブルーを見終わった我々、さて、次はどうしようか、ということになった。
四国の太平洋側の東半分は通ったことがなかったから、室戸岬へ行こうか、と話していると、コドラが思い出したように「あ!ウユニ塩湖に行きたかったんだ!」と言う。
香川には、日本のウユニ塩湖としてSNSで人気になった父母ヶ浜がある。
近くには、これまたSNSで有名な天空の鳥居というのもあるという。
ということで我々、うどんを食べて温泉に入ったくらいで観光をしていなかった香川へ向かうことにした。
香川へ
この日のお昼は山道を進み、途中にあった道の駅で吉野川で捕れた天然の子持ち鮎の塩焼きを食べた。
まずは天空の鳥居を目指したのだが、、、
人気が出過ぎたせいなのか、今は土日祝日にマイカー規制が掛かっていた。
天空の鳥居のある高屋神社へ行く方法は3つ。
- 夕方18時以降にマイカー規制が解かれてから出直す
- 下宮に車を停めて片道徒歩50分の山道を行く
- 近くの琴弾(ことひき)公園の無料駐車場に車を停めて、30分おきに出ている1人往復1,000円のシャトルバスに乗る
時刻はまだ15時前。
我々は3のシャトルバスへ乗り込むため、琴弾公園へ。
公園の中に入っても標識などは見当たらず、一番奥の海岸に近い場所に駐車場があり、そこでようやくシャトルバスの受付所を見つけ、車を停めて向かったのだが、、、
なんとこの日に出るシャトルバスの切符は完売だった。。。
日本のウユニ塩湖:父母ヶ浜
仕方がないので先に進み、日本のウユニ塩湖と呼ばれる父母ヶ浜へ。
瀬戸内海に面した綺麗な砂浜なのだが、香川の中に突然そこだけ湘南が現れた感じだった。
広い駐車場はほぼ満車状態で、綺麗なトイレがあり、洒落た建物やドーナツや、カフェバーがあった。
夕方の凪の時にはウユニ塩湖になるようだが、この時は残念ながらウユニ塩湖にはなっていなかった。
それでも海岸に出来た水たまりには沢山の人が立っていて、写真を撮る専門の人の前には長蛇の列が出来ていた。
みな、ジャンプをしてみたり、一様に決めポーズを取っていたが、我々はどうもそう言うことが苦手だ。
銭形砂絵:寛永通宝
わずか10分で砂浜を引き上げた我々、あっという間に香川観光が終わってしまった。
するとまたコドラが、先ほどの公園に銭形砂絵があるのを見つけたというので行ってみることにした。
展望台があってそこから砂絵が見られると言うのだが、公園内から展望台の駐車場までの道は交互に一方通行で車を通すようになっていて、我々が到着した時には満車のため通行止め。
その場で待つこともできないという。
ただ、公園の駐車場から階段を登っても10分程の距離だと言うので車を停めて歩いて行くことにした。
気温は涼しいが、なんだか昨年住んでいたシンガポールのような風景に見えた。
階段を登ると思っていたよりもすぐに展望台に到着した。
砂絵は見事で、瀬戸内海との組み合わせも絶景だった。
大きさはなんと、東西122m、南北90m、周囲345m。
この砂絵を見ると健康で長生きし、お金に不自由しないというのだから、ここは香川の必見スポットだと思う。
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