外房から内房へは、真ん中を突っ切れば早いのだが、せっかくなので海沿いをくるっと回ることにした。
九十九里へ南下する。
確か去年だったか、九十九里にはハマグリを買いに来たことがある。
砂浜に降りることが出来たので行ってみた。
ゴミが散乱し、異臭を放っていたため早々に引き上げる。
九十九里ビーチラインという生活道路を進む。
お昼は蓮沼の道の駅に出ていたスタンドで、コーヒーとケバブを食べた。
イワシ丼が有名なので寄ってみたのだが、テレビ放映があったようで大混雑していた。
夜海鮮丼を食べる予定だったから、お昼は違うものがいいけどね、と話していたため、結果的には正解だった。
辛口のタレが香ばしく焼けた豚肉に合っていた。
再び内房を目指して出発。
県道30号に出た。
ここは焼き浜街道と言われてるらしい。
前にハマグリを買いに来たお店の傍を通る。
九十九里有料道路は閉鎖されていた。
津波のための嵩増し工事中だそうだ。
九十九里は南国っぽい雰囲気も出ていて、街道沿いにはアメリカンなログハウスが並び、レストランや洋服、サーフィングッズを売る店舗などが入っている。
海沿いを、勝浦、鴨川、館山と通り抜ける。
南房総の海辺は陽射しが温かい。
陽が徐々に傾き始める。
途中からこどらに運転を代わり、道の駅とみやまに到着。
この道の駅、ハイウェイオアシスになっていて、美味しい海鮮が食べられると本でみつけた。
夕暮れ時の四時半。
ここで作戦会議だ。
今日の目的地には到着した。
食堂は6時に閉まってしまうし、千葉は値段が高いため温泉には寄らずに来た。
車中泊の準備もしてある。
ここで寝るならお酒を飲むし、帰るなら飲まない。
さてどうするか。
旅の途中の立ち寄り地ならいいのだが、目的地として車中泊するにはなんだか寂しい。
ここで一泊するとしても、今からどこかへ移動するにしても、良い目的地が見当たらなかった。
地図を開いても、一番近いのは我が家。
一度帰り、明日は自宅から出直すか。
ということで、ここでは海鮮を食べて帰ることにした。
海鮮丼と刺身定食。
どちらも1500円弱。
サザエはコリコリ、厚めに切られたお刺身はプリプリだった。
これは美味しい。
食事の後、車に戻ると丁度綺麗な夕焼けが。
時間もまだ5時だったため、少し寄り道して温泉に寄って行くことにした。
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