土日に車中泊の旅に出た。
熱い赤湯を求め、目指すのは新潟にある、かのせ温泉赤湯だ。
往路にて
出発したのは土曜日の朝10時。
行楽シーズンとあって、高速に乗るまでと、高速に乗って埼玉を抜けるまでに渋滞していた。
気温は14度。
新潟の寒さに耐える服装をしてきたため、車内やSA内では逆に暑かった。
今の時期、高速を走りながら車窓を眺めるだけでも紅葉を楽しむことが出来た。
八王子付近はそろそろ盛り、埼玉は今が丁度真っ盛り、栃木から北は盛りは過ぎていたがまだまだ見頃、といった具合だった。
この日は晴れてはいるがガスっていて、お昼を過ぎた頃からまるで夕方のような趣きだった。
お昼は那須高原で白河ラーメンというご当地ラーメンを食べたのだが、カップうどんのような平たく太い麺で、すっかり伸びているような食感だったのだが、ああいうものなのだろうか。
食後にとちおとめソフトを食べたが、こちらは酸味があってさっぱりしていて美味しかった。
東北道から郡山ジャンクションで磐越道へ入ると、15時の気温は11度。
ここからは西へ向かって走るため、低い位置で輝く陽射しが眩しく走行注意。
遠くの山には雪が掛かっていた。
津川ICで高速を降りた時には既に陽がかげっていた。
かのせ温泉 赤湯
高速を降りて10分程で、目的のかのせ温泉 赤湯に着いた。
日の入り時刻は過ぎていたが、名残の光がまだ辺りをほんのりと照らしていた。
この赤湯、今回で3度目の訪問だ。
前の2回は雪が積もっている時期の昼間だったせいか、今回が1番混んでいた。
以前は気付かなかったが、この先にコテージやキャンプ場が併設されているらしく、その利用客もいるようだった。
入浴料は1人500円。
ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉の源泉掛け流し。
ここの湯は赤茶褐色で鉄分が豊富。
何より58度の源泉がそのまま内湯に注がれているのが魅力だ。
内湯の真ん中には仕切りがある。
源泉が直で入っている右側は少し手を入れただけで火傷をするかのような熱さだった。
左側には何とか入ることができ、かなり熱めだがとても気持ちが良かった。
露天は1番温度が低く、今回は子供の姿もあったためか42度くらいの気がしたが、前回はもっと熱かったような気もする。
熱い湯を楽しみ、湯から上がると汗が止まらなかった。
鉄分豊富なのでよく温まる。
湯上がりの肌は陶器のようなツルツルになった。
廻鮮 丸寿司
施設を出ると時刻は18時前で、辺りはすっかり暗くなっていた。
ここから新潟市はすぐだった。
下道で40〜50分の距離にある、回転寿司に行ってみることにした。
廻鮮 丸寿司。
到着したのは19時前で、丁度1番混む時間帯。
20分くらい待って席に座ることが出来た。
回転寿司といえば、我々のナンバーワンは三島の流れ鮨だから、期待値を半分くらいにして待った。
ここも職人が握ってくれる回転寿司で、職人さんも店員さんもテキパキしていて気持ちが良い。
値段は三島の3分の2くらいの設定と考えると十分に満足の美味しさで、中でも特に生鯖が美味しかった。
ディフェンダー車中泊
この晩は、帰路方向に1時間ほど進んだ場所にある道の駅、パティオにいがた刈谷田川防災公園にて。
新しくて綺麗な道の駅で、車中泊組も多く停まっていた。
芝の公園が併設されていて、駐車場が4箇所に別れていた。
我々は川沿いの、比較的暗めの駐車場に陣取り、21時に就寝した。
翌朝は7時前に起床。
晴れてはいるものの、濃霧注意報の出ている4度だった。
本当は朝、公園でバトミントンでもして遊ぼうかと思っていたのだが、寒過ぎてやめておいた。
コンビニで朝ごはんを買い込み、この後はこどらがネットで見つけた秋山郷へ行って見ることにした。
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