途中展望台へ向かう道が見事に紅葉していた。
眩しい空の下の霞んだ山並みが絵画のようだ。
黄金色の遊歩道を秋の真ん中へ踏み入ると、目の前をヒラヒラと落ち葉が舞い落ちた。
再び走り出す。
お昼を回ったため、道沿いの駐車場に車を停めてランチ。
こどらの両親の家からの帰りだったため、お弁当を持たせてくれた。
緑色のはずんだ餅。枝豆を甘くしたものを餅に絡めている。
御当地の食べ物で、お餅屋さんから取ってくれたそうだ。
夜に出た馬刺しも馬刺し屋さんから取り、前に食べた鯉のあらいも鯉屋さんから取るという。
スーパーで大量生産されたものが何でも揃う都会より、風情があるような気がする。
食後に仮眠を取り、再び出発。
標高が更に上がると、紅葉がなくなった。
麦草峠は日本の国道で二番目に標高が高い。
ちなみに一番目は長野と群馬の県境にある渋峠だ。
峠を下ると再び紅葉が現れる。
向こうの山まで綺麗に秋色に染まっていた。
コメント