草津温泉へ
渋川・伊香保ICで降りて下道を行くと、この辺りにはまだ桜が咲いていた。
晴れていて気持ちが良い日だったが、草津へ到着した午前9時には気温は1度だった。
駐車場に車をとめて、神社の階段を降りて湯畑へ。
ついに、、、シンガポールからはいつもライブ映像で見ていた、久しぶりの湯畑が見えた。
硫黄の香りも漂っている。
二人とも自然に笑みが溢れ、足早に広場へ降りた。
御座之湯
本当はこの日、地蔵の湯という共同湯へ行こうと思って草津を訪れたのだが、何しろ寒い。
冬物のコートも忘れてしまったため、湯畑手前にある御座之湯へ行くことにした。
湯畑源泉(硫酸硫黄泉)と万代源泉(酸性塩化物硫酸塩泉)の2つの源泉が入浴料600円で楽しめる。
この施設は昔あった共同湯を再建したもので、建物が新しくて綺麗なのも良い。
御座之湯の営業時間はこの時期午前7時からで、我々が到着した9時という時間帯は、
ちょうど一番風呂の客が出た後で、多くの観光客がまだ辿り着いていない時間帯のため空いている。
今回の旅で気をつけているのは人のいないところを狙うということ。
案の定、我々の他には先客が1人いて、その後は貸切状態、そろそろ出ようかという頃にまた一人入って来るくらいで空いていた。
温泉ではマスクを着用できないが、黙浴が基本になっているし、互いに近づいたりもしていないので安全に湯を楽しむことができた。
熱い湯が好きな我々だが、ここの湯は42度と適温。
それでも酸性の湯はさっぱりと体が温まる。
やっぱり草津の湯はいつ来ても最高だ。
湯畑にてコロナ菌を退治する
湯から上がって久しぶりの湯畑を散策した。
人で賑わっている、という程ではないが、閑散ともしていなかった。
いつもの湯畑だ、、、と思ったのだが、いつの間にやら手洗い場が新設されていた。
噂には聞いていたが、草津の温泉はコロナ菌を退治してくれるという。
湯畑の前の土産物屋の看板に惹かれて、大人の甘酒と温泉卵を食べた。
草津の標高は1,156mだった。
来る途中で、またしても耳がキーンとなったのも頷ける。
草津山 光泉寺
時刻は10時半前になっていた。
混み合う前に草津を後にする。
駐車場へ向かうにはいつも光泉寺の階段を上がるのだが、今まで見学したことがなかったことに気がついた。
いつもは何気なく通り過ぎている山門の仁王像。
全国でも珍しいという横になったお地蔵様。
子供のお地蔵様だろうか?
本殿の前にある弘法大師像もマスクをしていた。
このお寺には遅咲如来という仏様が祀られていて、これからもう一花咲かせたいと思っている人の願いを叶えてくれるという。
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