ようやく目的の神威岬に到着した。
時刻は12時半前、気温は25度。
風は進めたいが日差しが暑かった。
最初の展望台で既に絶景が広がっていて、水平線が丸かった。
女人禁制の門をくぐって歩いて行くと眼下に積丹ブルーの海があった。
坂を下り坂を上り最初に見えていた岩が神威岬かと思ったら、そこから先がさらに長かった。
とは言え、歩くにつれて、右にも左にも絶景が広がっているため、飽きずにどんどん歩くことができる。
遊歩道は狭く、所々下の透けている工事に使うような足場が組まれていて、高所恐怖症には怖い。
高い崖の上から見ても、透けて見えるようなブルーの海は一見の価値ありと言うより必見だ。
翌日からまた雨になるらしいから、今回の北海道旅の中で、1番晴れている日に来れてラッキーだったと思う。
30分ほど遊歩道を登り下りして、ようやく神威岬の先端に辿り着いた。
我々が訪れたときには、風がなかったせいもあり、暑く、飲み物を持っていけばよかったと後悔した。
断崖絶壁の岩場から覗くと、積丹ブルーの海は浅いように見えた。
引き返し、門から階段で展望台へ上がったのだが、ここからの景色は特に変わり映えはしなかった。
駐車場に戻ったのは14時前で、実に1時間半歩いていたことになる。
喉がカラカラだったため、北海道限定の色ハスのハスカップを飲んだ。
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