2022秋の北海道旅13:余市と積丹半島のグラスボート

2022秋の北海道旅

余市の道の駅

朝食の後は、いよいよ神威岬に向けて出発だ。

途中、余市の道の駅で、以前も入ったことのある宇宙空間を体験ができるスペースに入った。

この中では平衡感覚がおかしくなるのだが、ちょっとしたアクティビティでなかなか楽しい。

積丹ブルーのグラスボート

この日は雲一つない晴天だった。

海が青く、風が涼しくて心地よい。

積丹町に入ると、三国の辺りでグラスボートの文字を見つけたので寄ってみた。

時刻は10時前だったが、9時半の船が出たばかりと言うことで、次は10時半だと言う。

せっかくだから待つことにした。

乗船料は1,600円

いざ乗船すると、まさかの貸切状態だった。

ガイドさんは我々専属のガイドさんになって案内してくれた。

グラスボート
出航前の海の中

出港するとまずは甲板で景色を眺めるのだが、海の色が深く輝く紺色で、まるでサファイヤのようだった。

海底が見えるスポットに到着し、船室に入ったのだが、海底にウニとヒトデ、それから小さな魚が見えた。

この辺はウニの産地だが、今年は8月で終わってしまい、これからの季節はアワビ漁になるらしい。

グラスボートと言うわりに、見所があっけなく終わってしまったと思ったら、本当のメインはここからだった。

深い紺色の見たこともない色だった海が、そのうちにエメラルドグリーンに変わった。

この先は日本では珍しい海中公園になっていると言うのだが、思わず歓声をあげてしまうほどの美しい光景が広がっていた。

南の海とはまた違うなんとも表現し難い不思議な美しさで、日本にこんな海があったとは。

光の先が浜になっていて、船を持っている人しか行けない秘境だそうだ

この綺麗なところで止まってもらって、海中を見てみたかった。

ここからは帰路なのだが、かもめの餌やりというイベントがあった。

正直、子供でもないし別にいらないんだけどなぁ、、、と思ったのだが、実際にあげてみると、カモメが至近距離で餌をキャッチしていく様子には迫力があって楽しかった。

紺色の海が陽の光を浴びて、宝石のように光っているのも綺麗だった。

今まで乗ったクルーズ船の中で1番楽しかったし、1番魅力的だった。

ニューしゃこたん号基本情報見出し
  • 料金:大人1,600円、子供800円
  • 所要時間:40分
  • 営業時間:4月末から10月末の午前8時30分~午後4時30分(不定期)
    *近隣の食堂や神威岬の売店に割引券あり

漁師の店「中村屋」

海沿いを走っていると、車が数台停まっている食事処が見えた。

ちょうどお昼時だったため、戻って行ってみた。

漁師の店「中村屋」と言うところで、夏の間だけ営業しているらしく、本当は木曜日は定休日のはずだったが、この日はたまたま空いていた。

海鮮丼と三色丼を頼んだのだが、この辺りのウニ漁はもう終わっているため、生ウニは終わって蒸しウニになっていた。

三色丼はカニをホタテに変えてもらった

この辺りでは誘惑が多すぎてなかなか神威岬までたどりつかない。

もうどこにも寄らずに先を急ごうと店を出たのだが、あまりにも海がきれいで透明だったため、海岸にも寄ってみた。

透明度が高く綺麗な海だった。

水の中のヒトデも見えた

コメント