最強寒波の風の影響
翌朝は5時半に起床した。結局気温は氷点下15℃までしか下がらなかったようだ。
朝にホテルの温泉へ行ってみると、単純温泉ながらメタケイ酸が豊富で我々の好きなぬるぬる系の良い湯だった。
ここでハプニングが発生。
連日氷点下の中で携帯を使っていたせいか、コドラのIPhone画面が黒くなり、電源が入らなくなってしまった。
少しゆっくりして、ホテルを7時に出発した。
近くのマックで朝マックをしながら流氷クルーズの運行状況を確認した。
網走には波浪警報が出ていて、7時半にオーロラ号の欠航が正式にホームページに掲載された。
それを確認してから我々も正式に帰路についた。
これまた冬の北海道あるあるかもしれないが、トラックの後ろが凍りついている。
この日のお昼には旭川で旭川ラーメンを食べることにして、まずは通り道にある層雲峡に立ち寄ることにした。
何度も通っている道だからとナビを使わずに走っていたら、うっかり道を間違えてしまった。
途中で気がついたのだが、せっかくだからと三国峠まで行ってみることにした。
ところがこの日は今までで一番最強寒波の影響出ていて、ものすごい風だった。
前日も強風だと思ったが、それ以上だった。
三国峠に着いてみると、高い雪の壁で何も見えない。
ディフェンダーの上に登って撮った景色がコチラ。
原生林には雪はまばらだった。
元の道へ戻る途中で大雪山湖を見に寄ってみた。
完全凍結して、雪が積もっていた。
全面凍結した銀河の滝
層雲峡には滝が2つある。
手前に流星の滝があり、こちらは半分凍結。
奥にある銀河の滝は全面凍結していた。
冬に何度かきたことはあれどまだ全面凍結していなくて、こんな姿を見たのは初めてだった。
全面凍結した滝は大迫力で、感動を覚えるほど。
アップにするとわかるが、凍った部分の色が綺麗だった。
実は今回、層雲峡には何度も来ているから寄っても寄らなくてもいいか、と思っていたのだが、寄ってみて大正解だった。
丁度中国のツアーバスが来て、突風が吹き荒れる度に楽しそうに叫んでは大騒ぎをしていて、中国は北海道より寒いと思うのだが違うのだろうか。
ちなみにこの時の気温は氷点下11℃だった。
旭川ラーメン
旭川には12時前について、ラーメン村で天金というラーメン屋さんに入った。
我々が旅先で人気店を探すときの注意点は、最近人気の店ではなく「老舗」を探すこと。
地元で人気の流行りの店というのは、長年食べている地元の人が変わり種を求めて評価している味であることが多く、特にラーメンは東京でも食べられるような小洒落た味になっている。
逆に観光客である我々が求めているのは昔からの味。
よって、最近の人気店ではなく、老舗に行くのが正解だ。
醤油ラーメンと野菜ラーメン、それから山わさび丼を食べたが美味しかった。
醤油ラーメンなのに濃厚でしっかりとした味。
少し油っぽい点を差し引いても好きな味だった。
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