斜里町 しれとこ里味
この後は、翌日に予約を入れている流氷クルーズの様子を聞きに網走へ向かう。
途中の斜里町でランチを食べてから行くことにした。
途中で吹雪き、斜里町に抜ける頃には空に晴れ間が覗いた。
この日のランチは斜里町にあるしれとこ里味で。
つぶのかき揚げ丼と寒ブリの漬け丼、しれとこのもずくを頼んだ。
地元の魚介と蕎麦粉を使っていて、全体的に少し甘めの味付けだったが全て美味しかった。
蓮の葉氷とジュエリーアイス
食事の後は、噂のイワシが打ち上げられているという海岸を見に行ってみたのだが、岩場が氷の山と化していて砂浜には降りなかった。
上から眺めただけだったが、イワシはいないように見えた。
諦めて網走の道の駅へ向かう。
途中の川には海面の水が凍ってできる「蓮の葉氷」が出来ていた。
わざわざ探しにいった時には見つからなかったジュエリーアイスらしきものがゴロゴロと打ち上げられているように見えた。
網走の道の駅
この日は波浪警報が出ていて、流氷クルーズが全便欠航していた。
通りすがりに見る海は、冬の日本海かと思うほどに波が高かった。
網走の道の駅に到着。
我々はこの翌朝の9時に予約を入れていたのだが、流氷クルーズのカウンターで聞いてみると、高い確率で欠航するだろうとのこと。
また、もし乗れたとしても流氷はまだ観測できる場所には到達していなかった。
北見で居酒屋に行く
流氷は諦めて帰路につくことにして、この晩は北見へ移動し、ドーミーインに泊まることにした。
というのも、この時の網走近辺の気温は氷点下11℃。夜中には氷点下17℃まで下がるという。
そのため、流石に心配だとコドラが言い始め、流氷が見られなかった残念会として、居酒屋にでも行こうかという話になったのだ。
ドーミーインは大人気のビジネスホテルのようで、最初網走のドーミーインにしようと思ったのだが、オフシーズンの平日にも関わらず満室。
北見は空いていたが、我々がチェックインしている間にも次々と人が来て混んでいた。
部屋はこぢんまりとしていたが、ウェルカムスイーツのプリン、無料の夜鳴きそばなどのサービスがあり、天然温泉もついているし、ホテルの人の感じもよく、人気なのは頷けた。
居酒屋に行く時には氷点下14℃で、徒歩5分の距離がめちゃくちゃ寒い。
街は氷でツルツルだったが、我々はすっかり、雪道だけでなく氷道でも滑らずに歩けるようになっている。
行ったのは魚政という個室居酒屋。
最初、北海道の物がメニューにないと思ったら、地物は時期によってメニューが違うせいか、手書きの紙のメニューの方に書いてあった。
銀ガレイ、メヌキ、ホタテ、タラの白子、北見の玉ねぎサラダ、じゃがバタ、塩辛、小清水産の山芋の天ぷらなど、地物を頼んだ。
お値段は東京の居酒屋と同じくらいで高めだったが美味しかった。
この晩は外が氷点下17℃予報の中、宿に戻ってぬくぬくと22時に就寝した。
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