2月の初めに秩父に行った。
日本全都道府県を制覇し、車旅がライフワークの我が家、せっかく行くなら御朱印を集めようと思う、とコドラが言い出した。
手始めに、秩父に行くことにした。
秩父には有名な神社が集まっているというのだ。
宝登山(ほどさん)神社
まず最初は宝登山神社を参拝した。
この神社は長瀞駅から参道を抜けた先にある神社だ。
ヤマトタケルを山火事から救った犬に感謝し、この地に建てたと言われる神社で、火災盗難除け、家内安全、商売繁盛などのご利益があるという。
本殿まではすぐなのだが、ここからロープウェイに乗って山の上にある奥宮に行く。
山の上には他にも、梅園や蝋梅園、小さな動物園などがある。
ちょっとした山登りもできるようで、頂上には歩いて登ってきた登山客が沢山いて、お弁当を広げてピクニックをしていた。
奥宮までは散歩がてらに少し歩くと、小さな社があり、参拝者が列を作っていた。
横を護っているは山火事を納めた犬のようだ。
本宮でも買えたのだが、この奥宮では登り鯉が描かれた黒いお守りを買うことができる。
これは吉祥宝守(きっしょうたからまもり)と言って、祈りが成就するよう祈願されているお守りで、これを大切に持っていると、持ち主の宝を守って発展させてくれるという噂だ。
ちなみに目当ての御朱印は、まずは御朱印帳を本殿で買ったのだが、奥宮にも別の御朱印があった。
ただ、今回巡った他の神社でもそうだったのだが、現在はコロナ禍のため紙で配布されるそうで、、、それなら御朱印帳は要らなかったかもしれない。
参拝を終えて、ロープウェイで麓へ。
ここからは、早朝には雲海が見えるらしい。
麓へ戻り、秩父名物のわらじカツを食べた。
立ち寄ったのは、神社の入り口近くにあるガーデンハウス有隣。
回っていないのか、席は空いているのだが席に通されるまでに30分ほど待った。
ただ、注文してから料理はすぐに出てきたし、味も美味しかった。
聖(ひじり)神社
宝登山神社の白い鳥居を抜けて、聖神社へ向かった。
宝登山神社から聖神社まではすぐだった。
聖神社は小さな神社なのだが、お金が祀られている金運に良い神社だ。
宝くじや商売繁盛などを祈願しに参拝する人が多いと言う。
写真には撮れなかったが、この神社のお守りがかわいかった(コドラ談)。
ここから坂道を上がり、途中から林の道を行くと通貨のモニュメントがあり、その傍の川でお金を洗うと金運が上がるそうだ。
途中すれ違い注意の箇所があるため、徒歩で行くようにと看板がでていたが、すれ違い注意ではなく「実質すれ違えない箇所」だった。
我々は徒歩で行ったが、そこまで遠くはなかった。
三峯神社
続いて三峯神社へ向かう。
三峯神社は同じ秩父にあるとはいえ離れていて、山の上にある。
17時までのところ、16時過ぎに到着した。
ここは秩父の神社の中でも有名な神社で、御利益は夫婦円満、五穀豊穣など。
広い駐車場に車を停めて、坂道を登っていく。
ここを護っているのは狼だった。
本殿へ向かうために通る門が立派。
お清め所も見事。
本殿にも見事な彫りがあった。
参拝するための長い列ができていて、30分ほど並んだ。
石段には突如として現れたという龍の形み見える模様があった。
本殿の裏には、伊勢神宮や猿田彦神社など、この神社にゆかりのある全国各地の有名な神社の社が並んでいて、参拝できる。
戻る途中にはヤマトタケルの像があり、小高い場所から手を上げていた。
本当は近くに上がっていけるのだが、この日はここまでで疲れていたため通り過ぎた。
そのさきの石段を登ると遥拝殿(ようはいでん)があり、秩父の景色が見渡せる。
早朝には、ここからも雲海が見えるそうだ。
今回回った3つの神社の中でこの三峯神社が一番敷地が広く、参拝を終えて車に戻ると5時前だった。
三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
神社巡りを終えた後は、氷柱を見に行った。
秩父には何ヶ所かあるが、三峯神社から一番近い三十槌へ。
駐車場へ車を停めて、外へ降りる頃には日が暮れていた。
ここの氷柱は、天然と人の手が加わった2種類があり、ライトアップもされていた。
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