シルバーウィークに北海道に向けて旅に出た。
金曜日は在宅で仕事をしていて、家を出たのは21時過ぎの事だった。
今年は夏の酷い暑さもさることながら、秋になってもいつまでも暑くて、もう9月の半ばだというのに昼間の最高気温は29度だった。
この晩の高速道路は混んでおらず、順調に都心を抜けて0時過ぎに矢板北PAで就寝した。
1日目:東北道で青森へ
土曜日の朝は6時過ぎに起き出した。
気温は19度。晴天。
夜は21度と気温は低かったものの、寝る前に窓を開けてしまったせいか、湿気がすごくて寝苦しかった。
朝食に、那須高原SAへ卵かけご飯を食べに寄った。
以前ここのフードコートの朝定食の卵かけご飯がおいしかったのだが、今回行ってみると朝定食がなかった。あれは上りだったのだろうか。
朝の7時だと言うのに、サービスエリアにはたくさんの人がいて、ゴミ箱はゴミで溢れかえっていた。
停まっている車のほとんどが、東京、神奈川、千葉のナンバーだったのだが、みんな車中泊でもしていたのか、よほどの早朝に出てきたのだろうか。
結局、この日の朝ご飯は阿武隈PAで卵かけご飯を食べた。
今回のフェリーには、大間から乗るか、いつも通り青森港からにするかと話していたのだが、大間ー函館間は、朝と14時台の1日2本しかフェリーの運行がなく、時間的に間に合わないことがわかった。
いつも通り青森へ向かうことにして、一路東北道をひた走る。
やはり今年は異様な暑さだ。
気温は23度と高くはないし、風も涼しいのだが、陽射しが暑くて汗ばむ夏の陽気だった。
日が高くなるにつれて気温も上がり、途中で食べたソフトクリームがすぐに溶け出し、慌てて食べねばならなかった。
お昼は、東京から北へ向かうと時間帯のせいか岩手山SAで取る比率が高い気がする。
この日はレストランで盛岡冷麺と稲庭うどんを食べた。
晴天の東北では、車窓に広がる景色に秋の気配を感じるものの、何しろ暑かった。
青森インター手前で給油ランプがついたのだが、なんとか無事に東京から無給油で青森までたどり着いた。
フェリーで青森から函館へ
青森から函館までは津軽海峡フェリーか青函フェリーに乗り込み3時間40分の航路となる。
我々がフェリー乗り場に到着したのは16時前。
次に出港する津軽海峡フェリーの17時5分発の切符を購入。
ディフェンダーと大人2人で片道26,170円だった。
ちなみに青函フェリーの方が少しお安い気がする。
受付カウンターの前には、疫病の終息を願うアマビエのねぶたの飾りが置いてあった。
乗船までは車に乗ったまま列に並んで待つのだが、気温が27度もあるため、窓を開けてはいたものの、びっちりと汗をかいてしまった。
16時半になり、乗船が始まる。
北海道までのフェリーは同乗者も乗車したまま一緒に乗船できるのが嬉しい。
傾いた太陽が海面を照らし、キラキラと光っていた。
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