川渡り温泉共同浴場
2018.12.30
朝5時半起床。気温氷点下1度。
除雪車と雪かきのスコップの音で目が覚めた。
夜の間に降った雪が、車にも1~2cm積もっていた。
寝ている間に車中泊組みが一台来ていた。
身支度を整え、すぐ目の前のコンビニで朝ごはんを調達していると、ようやく夜が明け始めた。
朝ごはんを食べてから、前の晩に探しておいた温泉へ朝湯に向かった。
鳴子温泉手前にある、川渡り温泉の共同風呂だ。
共同風呂は町中にあり、公民館に車を停めて2〜3分歩く。
車から降りた瞬間に硫黄の臭いがしていた。
冬になると雪の降る場所をつい目指してしまう我々、ツルツルの道を歩くのも大分と慣れた気がする。
共同風呂は木造の古い建物で、雪の舞う寒い日に脱衣所は寒く、床は冷たかった。
入浴料は1人200円。
中は内湯のみで狭いのだが、時刻は早朝の7時前。
先客が2人いたくらいで空いていた。
貯湯式の塩化物泉掛け流し。
湯は鶯色で白い湯の花が浮いていて、硫黄の匂いが堪らなく良かった。
源泉温度は54度と熱く、足が慣れたら腰、腰が慣れたら肩までと段階を踏んで入る必要がある。
肌感覚では44度くらいに感じた。
泉質がとにかく良くて、熱い温泉好きには堪らない温泉だった。
体はポカポカになるし、是非また来たい。
雪と氷の道
朝風呂を満喫し、7時半過ぎに肘折温泉へ向けて出発した。
国道47号線は鳴子温泉を通り過ぎて新庄へ抜ける道で、奥の細道湯けむりラインという鉄道が並走していた。
標高が上がったのか、この辺りの気温は氷点下4度と冷え込みが厳しくなってきた。
道には新雪が積もっているが、その下にある氷でタイヤがツルツルと滑った。
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