国道116号を南下しながら、車中泊に良さそうな道の駅を探した。
なんといってもこの日は大晦日だから、山の中など人里離れたさみしい場所は避けたかった。
ただでさえ今回の東北旅行中、車中泊組みは少なかったし、大晦日となれば尚更 稀になるだろう。
それにつけても我々、今年は家で年越しを、と思っていたのに、大掃除もせず仕舞いで、結局車中泊旅を続けている。
もはや大晦日の車中泊は我が家の定番になりつつある。
通りすがりにいくつか道の駅がコンスタントにあったのだが、なかなか大晦日の夜に相応しい場所は見つからず、結局柏崎市から高速に乗ることにした。
たまに立ち寄る米山SAで、平成最後の年越しとなった。
大晦日は人の気配がある方が良いから、この選択は正しかったと思う。
車中泊組みも2台くらいいたが、ドライブなどで立ち寄る車の出入りが多かった。
大寒波の名残りなのか、時折強風で車が揺れた。
2018年最後の晩餐は、新潟で買い込んだお寿司と牛の叩き。
お寿司は見事な寿司ネタで、大きさもあるが、どれも新鮮でプリプリ。
貝はコリコリで、たまに生臭いことのあるサーモンも、脂は乗っているのに一切の臭みもなく、甘くて美味しかった。
さすがの日本海、さすがの新潟だ。
数年前の大晦日に、納沙布岬近くのスーパーで晩餐用に買い込んだお寿司も絶品だったし、
やはり海沿いの街のお寿司はレベルが高い。
2人では少し多いかとも思ったのだが、あまりの美味しさでペロッと完食してしまった。
車内でNHKの紅白歌合戦を流しながら、旅の写真を見たりしてゆっくり寛いだ。
この辺りの気温は4度と寒さも緩んでいたが、20時半過ぎには雪が降り出した。
18時半から宴会を始めた我々だったから、朝も早かったこともあり、年越しを待たずに22時過ぎに就寝した。
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