別所温泉 大湯
2018.11.17 朝7時起床。気温5度。
前日の夜から停まっていた沢山の車は翌朝もそのままの場所にあり、依然として車内に人はなかった。
近くの川でキャンプでもしているのだろうか。
この朝もまた結露がひどくて、車内を拭いたり身支度を整えてから出発した。
まずは早朝からやっている別所温泉の大湯で朝風呂に入ることにした。
別所温泉は古くからあるこじんまりとした温泉街で、入り口付近にある駐車場に車を停めて、大湯へは歩いて向かう。
徒歩五分程の距離だろうか。
大湯は新平家物語の舞台にもなったという昔風情漂う温泉だった。
入浴料は150円で、硫黄泉の源泉掛け流し。
入り口手前に飲用の温泉もひかれていた。
口に含むと硫黄の香りがするが、飲みにくくはなかった。
大湯には内湯と露天があり、古さの割には綺麗で広かった。
湯は透明で緑がかり、空いていてゆっくり出来た。
駐車場からすぐの場所に駅があり、丁度電車がホームに停まっていた。
蓼科温泉 小斎の湯
コンビニで朝ごはんにおにぎりを買い込んで、出発したのは午前9時。
この日の目的地は御射鹿池だ。
こどらの両親宅からも近いのだが、まだ行ったことはなかった。
空は気持ちよく晴れていたのだが、山は霞んでいた。
最初は朝霧かと思っていたら、そこいらに焼畑の煙と匂いが漂っていた。
国道152号を南下し、白樺湖のほとりで椅子を出して、先程コンビニで調達した朝ごはんのおにぎりを食べた。
大湯では頭が洗えなかったから、白樺湖と御射鹿池の間にある、小斎の湯へ立ち寄ることにした。
この日のビーナスラインは至る所で道路工事が行われていて、片道走行のため到着までに時間がかかった。
小斎の湯は昔は混浴で、宿泊施設だったようなのだが、今では日帰り入浴施設に変わっていて、お風呂も男女別に別れている。
昭和風情のある施設で、何故だか目の前の畑から噴水が上がっていた。
この噴水、冬には氷の柱になるようだ。
貸切り風呂が空いているというから、そちらに入ることにした。
2人で40分2200円で入ることが出来た。
普通の浴場であれば入浴料は1人700円だった。
少し古くなった建物を上がり、渡り廊下を上がって浴場へ。
山の中腹にあって開放感は抜群なのだが、民家から見えそうな気もする。
泉質は酸性のナトリウム塩化物泉。
湯量は豊富で源泉温度が高いため、熱過ぎる場合には水を入れて調節する。
程よい硫黄の香りのする透明な湯で、こどら両親宅の温泉と、泉質が似ているような気がした。
露天だったが頭は洗うことができて、予約時間まで目一杯ゆっくりと浸かった。
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