秋の車中泊旅 10 御射鹿池 完

2018秋長野車中泊

御射鹿池(みしゃかいけ)

御射鹿池に到着したのは12時15分を過ぎた頃だった。

我々が写真を見て、行きたいと思っていた御射鹿池は、青々とした木々が水面に映り込んだ青の世界だったのだが、、、

少し時期が違っていたようだ。

この御射鹿池、最近では紅葉が池に映り込む見事さで有名になっているようで、ピーク時には車が動かない程の大混雑になるという。

この日は既に紅葉は終わっていて、見物客もそれほど多くはなかった。

青でもなく、紅くもなく、かといって冬の水墨画を思わせるような濃淡の世界でもなく、、、

風があるのか、水面に映る景色も水鏡と表現するには嘘があった。

もしや、、、一番中途半端な時期に来てしまったのかもしれない。

この池は農業用の溜池で、酸性が強いために魚も生息していないそうだ。

池から流れ出る小川は透明度が高かった。

木立の合間からの木漏れ日に、キラキラと川面が反射していた。

蓼科で洋食ランチ

御射鹿池見物の後はアルプスと富士山の見渡せる気持ちの良い道を進み、お昼を食べに向かった。

この辺りには沢山のカフェやレストランがあるのだが、少し南下して蓼科のアウトレットに向かう道すがらにある喫茶店に立ち寄った。

レストランのんき。

ふわふわのオムライスが口コミ評判が良かったが、確かにこのオムライス、今まで食べた中でも一番かもしれないくらいのふわふわ感だった。

アルプスの麓のこの辺りでは、まだ紅葉が見られた。

今回の旅は、海鮮も、良い温泉も、夜ドライブもある、満たされた車中泊旅になった。

長野の温泉を巡り、泉質の似ている小斎の湯に改めて入ってみて、

こどら両親宅にひいている上諏訪温泉(こどらの祖父母の時代から自宅のお風呂が温泉なのだ)も、

やはりなかなかの名湯だということを再認識した旅でもあった。

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