2018秋の北海道オープンカーの旅 18 朝の函館

2018秋の北海道オープンカーの旅

函館朝市

2018.9.21

朝5時半に起床し、6時に朝市へ。

北海道最終日天気は晴れ、気温は12度だった。

最近ではアジア人観光客でいっぱいで入れなかったり、

香水がきつくてせっかくの海鮮丼を楽しめなくなっていたりして、

もう函館朝市には来なくてもいいかもね、などと思い始めていたのだが、

今回は地震の影響なのかガラガラだった。

いつものどんぶり屋さんに入ったが、多分我々が朝一のお客さんで、食べ終わって店を出るまで貸し切り状態だった。

アジア人観光客が急増する前は、お正月のガラガラな時ですら数人の客はいたのに、こんなことは初めてだった。

毎回4〜5人いる店員さんもこの日は一人。

ウニいくら丼と4種盛りを注文したら、熟れて甘い夕張メロンをサービスで出してくれた。

市場もあまりに人がいなくて、歩くに連れてお店の人ほぼ全員に声を掛けられ、道を歩くのが申し訳ないくらいだった。

前回年末に来たときよりは、出店している店は多かった。

アジア人観光客もチラホラはいたが、これくらいの割合だと観光している我々にとっては丁度いいが、日本人観光客がもっと増えると栄えるのになあと思う。

最近はアジア人観光客が激増したことによって日本人観光客が離れているのではないかという気がしていたのだが、

そこに地震があってアジア人観光客だけが激減した感じなのか、

それともいつもはもう少しいる日本人まで、完全なる風評被害で来ていないのかはわからなかった。

いつも買う高田屋という水産物屋で、両家の親に天然の秋ジャケと旬のホッケを送った。

天然の秋ジャケは、川に戻る前に海で捕まえているらしく、北海道でも取り扱っている店は少ないらしい。

捌いてから送ってもらえる。

朝市を引き返してホテルへ戻る途中、最近では人が多くて近寄る気になれなかったイカ釣りの周りに日本人観光客が集まっていて、

みんな騒ぎもせず、順番を守り、秩序を保ちながら、釣ったイカを捌いて貰っていた。

谷地頭温泉

朝市を出て、ノンビリと朝風呂に浸かりに谷地頭温泉へ向かった。

途中、「蝦夷ヒキガエルに注意」という標識を見つけたのだが、あれは一体何だったのだろうか。

谷地頭温泉はもともと地元の人で賑わう温泉だから地震の影響で集客数が減ることはない気がするのだが、平日だったせいか、空いていた。

安定の気持ち良さに、なんだかホッと一息ついた。

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