日帰り草津旅

ボルボC70

先週土曜のお昼に都心でご飯を食べていたとき、

このまま草津まで行ってみよう、

という話になった。

今開催中のキャンピングカーショーに行こうと思っていたのだが、やっぱり温泉に行きたくなった。

やっぱり温泉といえば群馬だ。

我々が好きな泉質はヌルヌルのナトリウム系なのだけど、夏は酸性のさっぱり感が気持ち良い。

熱い湯に浸かりたいから、草津がいいね。

この日は都心の立体駐車場は天井が低いから、車検から帰ってきたボルボC70で来ていたし、

2人で交代で運転して、スピードも普通に出るから余裕で行けるね、となった。

下道を練馬ICまで行って関越に乗った。

高坂SAで車を止め、こどらに運転を代わった。

スピードが怖いため高速が苦手なこどらでも、関越は真っ直ぐの3車線で道幅も広いから余裕だろう。

食後だし少し眠くなってくるから、気合いを入れるためにアイスコーヒーを買って戻った。

さすが埼玉、42度だ。

渋川伊香保で高速を降りたのは夕方の四時少し前だった。

ワインディングも順調に運転し、草津のメロディラインで正調草津節を聴き、草津に到着した。

今日訪れるのは大滝の湯。

ここは草津の中でも有名な日帰り施設で、大浴場の他に合わせ湯があり、4段階の熱さの湯を楽しめるようになっている。

この日は一番下から39.42.45.47度くらいだった。

一番熱い湯は皮膚がヒリヒリするため長くは入れない。

42度は普通、45度が熱めで気持ちが良い。

いつも混んでいるが広いため気にならないし、熱い湯舟は大抵空いていてゆっくり出来る。

この日は酷暑だったから、湯上りに冷房のきいていない施設内は少し暑かった。

普段はこの辺りは冷房がいらないくらい涼しいのだろうが、避暑地までが異例の高温なのだから怖くなる。

敷地内に綺麗なお蕎麦屋があった。

いつも気にかけていなかったのだが、丁度食事時だし覗いてみると、何やら 笹うどん というものがあるらしい。

群馬といえばと舞茸の天ぷらとのセットがあったため、頼んでみた。

太くて平たい緑のうどんにはコシがあって、噛むとほんのり笹の味がした。

笹団子のお餅の味、と言ったら伝わるだろうか。

食事が終わると長い夏日もすっかり傾いていて、さすがに涼しいし、夕暮れ時はオープンカードライブに最適だ。

草津のノスタルジックな雰囲気を楽しむ。

湯畑には沢山の観光客がいた。

夕焼けとライトアップが重複しているこの時間は綺麗だ。

湯畑を一周して、草津を後にした。

帰りは軽井沢に抜ける。

軽井沢は24度だった。

軽井沢を通る度に気になっていたハルニレテラスに行ってみた。

8時過ぎについて、閑散としていてお店も閉まっていたから入らずに帰ろうかと思ったのだが、2.3台の車が入っていくので行ってみた。

ショップは既に閉まっていたが、レストランやカフェは空いていた。

空いていて、夜に来たのは正解だったかもしれない。

カフェでコーヒーを買って外で飲んだ。

静かでゆったりした時間を楽しむ。

なんだかこのまま真っ直ぐ帰るのも勿体なかったから、この施設内にある温泉に寄って帰ることにした。

てっきり、高くて綺麗だけど特徴のない循環の単純温泉かと思ったら、

確かにお値段は1200円するのだが、

炭酸水素塩泉の掛け流しだという。

広くて綺麗で、温泉は熱めで気持ちよかった。

飲用もあるし、なかなか良かった。

軽井沢を9時過ぎに出て、帰路についた。

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