日曜の朝は7時に起床した。気温は6度。晴天。
オープン日和だ。
最近ストレスまみれのこどらが、肌荒れが気になるからヌルヌル温泉に行きたいという。
久しぶりに我々史上1位のヌルヌル度を誇る奈良田の里女帝の湯へ向かうことにした。
高速の前まではオープンで走っていたが、流石に高速は寒かろうと幌を閉めた。
なんだかやで高速に乗ったのは10時過ぎになってしまった。
秋景色なのに道脇に雪が積もっていた。
富士山も雪をかぶり、澄み渡った空に頭を覗かせていた。
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南アルプスにも雪。
今年は寒くなりそうだ。
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こどらの感覚では、冷夏だった年の秋には台風が沢山来て、冬は大雪になるイメージらしい。
甲府南で降りて豊富の道の駅で運転を変わり、助手席に移動。
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早川町のキャンプ場を抜け、早川沿いのくねくね道を1時間半ほど走る。
前に訪れた時も道すがら何度も工事中の片側走行に遭遇したが、今回も何度も工事の信号に引っ掛かった。
奈良田の里は、秘境感漂い、良い感じに寂れてはいるのだが意外と人はいる。
駐車場に車を停めて温泉まで坂道を登る。
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階段を上ってようやく到着。
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女帝の湯は入浴料一人550円。
小さくて露天はない。
三、四人いると混んでいる感じがしてしまう。
湯はpH8.6、美容液並みのトロトロ具合。
ナトリウム炭酸水素塩泉の源泉掛け流しだ。
無色無臭で、体に小さな気泡がつく。
間違えなく最高ランクのヌルヌル温泉だ。
ただ、もうこの時期でお湯の温度がぬるかったから、真冬は無理かも、、、
脱衣所に源泉を飲める蛇口があり、しばらく出すと適温の温泉水が出てくるはずなのだが、、、
いつまでたっても冷たかった。
味は温泉特有の苦みなどがなくて飲みやすい。
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お昼は食堂で山菜そばと天ぷら蕎麦を食べた。
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手打ちの田舎蕎麦という感じで薄味。
セルフサービスの水がやけに美味しかった。
入り口にあった水だろうか。
汲んで帰りたいくらいだ。
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ささっと食べるわけでなければ、前回立ち寄った古民家レストランがおススメだ。
女帝の湯から少し坂道を上がったところにあり、地元食材を使って、シチューやパスタなどを用意している。
駐車場に戻ると、氷が張っていることに気づいた。
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南アルプスの玄関口とはいえ、他には何もない、静かな里だ。
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