大洗磯前神社:神磯の鳥居
鹿島神宮を出て、国道51号を北上した。
次の目的地は大洗。
カシマスタジアムを通り過ぎ、海沿いだが海は見えない道を走る。
人も車も多くなくて快適だ。
気温は27度なのに、陽射しが暑くて真夏のようだ。
ふと栗の木の香りがした。
1時間程で大洗に入るとようやく海が見えた。
まずは大洗磯前神社の神磯の鳥居を見に行った。
駐車場に車を停めて、石の間から草がぼうぼうに生えた階段を降りて海岸へ。
水平線が緩く婉曲していて、地球が丸いのがわかる。
磯の岩場に鳥居が佇んでいた。
ここは朝日の登る時刻に海と鳥居のある景色が美しいことで有名で、写真を撮りに来る人が多いという。
潮の香りがした。
ここ最近、海辺では生臭いような腐ったような匂いがすることが多かったが、久しぶりに感じた、昔ながらの良い磯の香りだった。
人も多くないし、長閑で寛ぐ場所だった。
大洗海鮮市場
海岸を散策した後は、来る前から目をつけていた大洗海鮮市場へ向かうため、来た道を少しだけ戻った。
ここでは浜焼きが食べられる。
貝やきうに、赤海老、生カキ(こどらは生牡蠣は苦手なので焼き牡蠣)を食べた。
岩牡蠣はあまり好きではないのだが、ここのはトロトロでクリーミーでぷりぷりしていて美味しかった。
大洗海鮮市場の場所はコチラ。
大洗の回転寿司
どうせ来たのだからと日立海浜公園にも足を伸ばしてみようと思ったのだが、
走り出してからすぐに助手席のこどらが
「あ、5時までだ。今5時過ぎだからもう閉まってる」
と言うので諦めて、先程いた海鮮市場の数件先にある食堂に戻って寄ってみることにした。
海・山直売センターの中に、浜焼き、回転寿し、海鮮食堂が集合体のように軒を連ねる場所だった。
この旅の目的の一つは海鮮。
先ほどの浜焼きは美味しかったのだが、やはり何と言っても肝心なのは生ものだ。
実は今回、あまり期待せずに何気なく回転寿司に入ったのだが、
一皿300円から400円くらいのものが中心で、
カツオとカワハギが特に美味しくて、生シラスや他のネタも新鮮な甘みがあって、
なかなか美味しいお寿司を食べることができた。
食後に波止場を見に行くと、夕焼けの中に苫小牧行きのフェリーが停泊していた。
18時前に再出発。
途中、温泉天国でみつけていた、ここから車で30分程の場所にある日帰り温泉施設へ向かう。
この辺りにはあまり温泉の数がなく、値段はどこも高めで、掛け流しはないようだった。
しばらく走ると川を渡った。
夕陽が紅く映えていた。
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