★2014/9/20 PM
夕方前に十和田湖を訪れた。
人もまばらで、良い感じに寂れていた。
車を停めて、まずは湖べりを散策し、砂浜をのんびりと乙女の像まで歩いた。
晴れていて長閑な昼下がりで、風がさらさらと湖面を揺らしていた。
水は透明で、日差しも暖かく、とても気持ちが良い。
16時前にボートで湖面へ漕ぎ出した。
携帯用の防水スピーカーを取り出してJazzを流してみたりしながら、優雅にのんびりと波に揺られてみた。
夕暮れ前の空は白く光っていて、白い雲に混じり、黒い雲が山の上に広がっていた。
ボートの上から湖を覗き込むと、底が透けて見えていた。
旅がもう少しで終わってしまう寂しさもあれど、ゆっくりとした時間の流れを感じられる、贅沢な一時に癒された。
紅葉した小島を横目に、今度は湖から乙女の像を見て戻ったのだが、
途中、遊覧船が通った後に、転覆するのではないかと思うほどの大きな横波に揺られたのには驚いた。
風も穏やかで気持ちが良かったため、ボートから降りて初めて、体が冷えていることに気が付いた。
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