今年のシルバーウィークは暦通りの3連休だったから、リベンジの福島旅に出た。
というのも、先週思い立って高湯温泉に行ったのだが、到着したのが夕方だったため他には寄れずに温泉施設に立ち寄ってとんぼ返りしただけだったからだ。
大内宿
今回は色々と回ろうと思って朝8時に家を出たのだが、各地で渋滞にはまり、最初の目的地である大内宿についたのは13時半過ぎだった。
この日も残暑厳しく、9月後半にも関わらずの30度超え。
山の方は風で少しだけ暑さが和らいだが、決して涼しいとは言えない天候だった。
ここに来た目当ては三澤屋の高遠そばだ。
1時間5分ほどの待ち時間と言われたため、その間に散策をして待てるのが嬉しい。
日陰で風があると涼しく、空や花や草木で秋の気配を感じた。
この日はちょうど、茅葺き屋根の修復をしていた。
一番奥まで行って、有名な展望台からの景色を見て戻った。
戻ってから15分くらい待ち、ようやく席に通された。
高遠蕎麦(通称ネギ蕎麦)と、写真を撮り忘れてしまったが天ぷらを頼んだ。
蕎麦は10割の手打ちで、つゆは大根おろしの水分で薄まっているのだが、出汁がしっかりときいているからちょうど良い。
上に乗った鰹節を絡め、ネギを少しづつかじりながら箸代わりにして食べるのが特徴だ。
ネギは生でかじっても辛くない爽やかな味で、季節や年にもよるのだろうけれど、今回は上の1/3までは食べることができた。
三澤屋さんは美味しくて、待ってでも食べたい味だし、またわざわざ来てでも食べたい味だ。
磐梯吾妻スカイライン
夏の温泉は白濁の硫黄、福島で硫黄泉といえば高湯、ということで、、、2週連続になるが高湯温泉へ向かった。
磐梯吾妻スカイラインは何度通っても良いドライブロードなのだが、先週に引き続き2週連続で日暮の時刻に通ると、途中の山道は濃霧だった。
浄土平には日暮れの5分前に着いた。
背後の山からは白い煙がもくもくと立ち登り、幻想的だった。
あったか湯は一人250円で源泉掛け流しを楽しめる共同浴場だ。
白濁の湯は酸性ー含む硫黄ーカルシウム・アルミニウムー硫酸塩温泉。
メタケイ酸が豊富だから、pH2.7の酸性ではあるが肌がツルツルになる。
この辺りは山の上で、夜の気温は20度と、涼しい中でゆったりと温泉に入ることができた。
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