2023.01冬の北海道旅11:美幌と硫黄山

2023.01冬の北海道旅

まだ誰も通っていない道

夕方に寝たため、夜中の0時半に目が覚めた。

身支度を調え、1時半に出発した。

本当は2時か3時ごろのイメージだったため少し早いが、二度寝しないうちに出かける事にした。

この朝は、美幌峠へ日の出を見に行く。

氷点下11℃。今から明け方にかけて気温は氷点下15℃まで下がる予報だった。

途中のセブンイレブンで、夜食なのか朝食なのかよくわからないが、北海道にいながらにして北海道フェアのおにぎりを食べた。

この朝は我々にとって初めて経験することがあった。

それは、除雪されていない、まだ誰も通っていない雪の街道を走ったこと。

しばらく走ると動物の足跡がついていた。

この後しばらく足跡が続いていたのだが、右に行ったり、左に行ったりした後で、道の傍に消えていた。

動物というのは真っ直ぐ走らないのか、と思ったのだが、一体何をするためにクネクネと走っていたのだろうか。

美幌峠の絶景

美幌峠手前の摩周の道の駅には3時半について、夜明けまでまだ時間があったために仮眠した。

気温氷点下15℃。

5時20分に起きて美幌峠へ向かった。

お天気アプリでは、美幌町の天気は快晴で風速5m、気温氷点下17℃、体感温度氷点下26℃と出ていたのだが、峠の上は暴風で、もの酷い寒さだった。

今までも冬にここから日の出を見たことは何度かあり、何しろとにかく寒いのだが、この朝は今までとは全く違う過去一の寒さだった。

トイレに行くために外に出ただけで、顔がどうにかなりそうだ。

真冬の北海道に耐え得る装備をしているが、それでも凍りつきそうだった。

最強寒波の影響だったのかもしれない。

他にも車が数台止まっていたが、我々は峠の上からの朝日は諦めて、山道の途中荷あるパーキングへ降りることにした。

パウダースノーが暴風で雪煙になっていて、道には崩れた雪が流れ込んでいた。

パーキングまで下がってくると、風は十分に強いが頂上ほどではない。

考えてみたら美幌町の天気と美幌峠の天気は違うのだろう。

だとすると、頂上は一体氷点下何度だったのか。。。

そんなことを話しながら、パーキングに停めた車の中で日の出を待って、ぬくぬくと鑑賞した。

硫黄山にて

鑑賞の後は、屈斜路湖のほとりを走って川湯温泉へ。

ところがついてみると、共同浴場は臨時休業かつこの日は定休だった。

他を探すと朝から日帰り入浴をしている温泉宿があったのだが、改修工事中だった。

摩周で朝から営業している日帰り温泉を見つけて引き返すことにしたのだが、途中で硫黄山の横を通り掛かった。

レストハウスは営業していなかったから写真だけ撮った。

気温は氷点下15℃で、写真を撮るために手を外に出した瞬間にかじかむ寒さだった。

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