土曜日は伊豆へ出かけた。
年末年始に雪の中をひた走り、その後洗車に出したため、ディフェンダーはしばらく休ませておきたい。
ということで、最近出かけるのはもう1台の愛車であるボロさんことボルボC70か、バイクでになるのだが、この2台は夏タイヤのため、暖かいところにしか出かけることができない。
先週はバイクで三崎へ出掛けたし、今回はボロで伊豆に行こう、ということになった。
今回は、前からずっと気になっていつつも訪れたことのなかった、下田にある金谷旅館の千人風呂に行ってみることにした。
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網代太次郎丸で地魚ランチ
伊豆の魅力はなんと言っても海鮮のレベルが高いことだ。
抜群に美味しいレベル5のお店にはまだそこまで多く出会えていないが、普通にフラッと入ってもレベル4に遭遇できる確率が高い。
この日は網代にある太次郎丸という料理屋さんに寄ってみることにした。
4人がけのテーブルが5つあるだけのこじんまりとしたお店で、壁にTV番組で来たらしき有名人のサインがずらりと並んでいた。
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色々と美味しそうなメニューがあったが、我々は本日のおすすめ定食を頼むことにした。
このおすすめ定食は1,980円で味わえる地魚尽くし。
フライ、煮魚、刺身、あら汁がつくという豪華なセットだ。
待つこと数分で出てきたのがコチラ。
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この日の煮付けは真鯖。
サバ味噌なら食べたことはあるが、甘辛い醤油だれで煮てあるものははじめてだ。
食べてみると皮がトロリ、身がフワッとしていて、臭みや脂のしつこさが全くなく、二人で目を見合わせる美味しさだった。
続いて真鰯のフライを食す。
フライといえばアジや白身魚がメジャーだが、イワシとはこれまた珍しい。
一口食べてびっくりした。
先ほどの煮付けもフワッとしているように感じたが、コチラはその比ではなかった。
溶けているのではないかと錯覚するようなフワフワした食感で、めちゃくちゃ美味しい。
カンパチも歯応えがあり、自家製炙りしめ鯖は酢がしっかり効いている。
どれも美味しくて大満足。
テレビ番組で取り上げられるのも納得だ。
このお店、営業が朝8時半からで、朝メニューまである。
地魚丼やアジの干物。。。
朝のメニューも美味しそうだし、是非また来たい絶対オススメのお店だった。
冬のオープンドライブ
この日の伊豆はお昼過ぎで気温10℃。
久しぶりにオープンにしてドライブを楽しむ。
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下田の海辺に道の駅があり、その横に海上保安庁の船が停まっていた。
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その奥には遊覧船があったのだが、下田だけに黒い船だった。
今度時間のある時に乗って見たいと思う。
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下田 金谷旅館 千人風呂
海辺から少し入ると金谷旅館がある。
一目見ただけでも、レトロで趣きある魅力的な建物だった。
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浴室内は撮影禁止ということだったので、建物の中だけだがこんな感じ。
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入浴料は一人1,000円。
弱アルカリ性単純温泉の掛け流しは湯量が豊富。
源泉が2つあり、36.2度と温度の低いのはそのまま、49.8度の温度が高い方は低い方と掛け合わせることで温度調節をしているという。
正直言って伊豆の温泉は全体的に単純温泉で特徴がない。
ここのお湯は単純温泉ゆえ成分的には目立った特徴はなかったものの(pH7.7、メタケイ酸は51.6と多め)、なめらかな湯で温度も良く(熱い湯好きの我々も気持ちの良い熱めの湯とぬるい湯がある)、最高級に気持ちの良い優しいお湯だった。
おそらく、その最高級の気持ち良さを作り出している要因の一つが、何と言ってもその雰囲気だ。
木造のレトロで広い浴室には大きな湯船が2つ。
枡のようにいくつかに別れてはいるが、下は繋がっている。
見上げると天井に梁が通り、なんともいえない開放感で気持ち良さが込み上げる。
この千人風呂は混浴だが、今は女性専用の風呂があるため主に男性客が利用するらしい。
女性が利用する場合は湯あみかバスタオルの着用が可能で、女性用の脱衣所から鍵を持って入るオートロック式。
女性用のお風呂も広く湯船が4つもあり、1つは高さ90cmと深くなっているらしい。
露天風呂は男女それぞれに分かれていて、こどらは行ったようだが、自分はいかなかった。
酸ヶ湯を彷彿させる浴室だったが、それをもう少しこじんまりとさせた感じで丁度良い。
こどらは内湯も露天も貸切状態で寛げたらしく、絶対にまた来たいとかなり気に入った様子だった。
ちなみにここのお湯は飲めるようで、こどらが飲んだところ、なめらかで美味しいお湯だったという。
観音温泉といい、下田のお湯は良い。
帰路
この日は車中泊ではなかったため、ここから引き返して帰路についた。
時刻は日暮れ前。
近くの河津に河津桜が咲いているかもしれないと思って寄ってみたのだが、、、
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1月から咲いている年もあるという噂だったのだが、今年は極寒のため開花が遅いのだろうか。
また2月にでも来てみよう。
今はもうずっと日本にいられるのだから。
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