シンガポールリバークルーズとポルシェ

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シンガポールのポルシェ

先週末に用事があって街の中心部に行った。

お昼には、よくお読み頂いている方からはまたかと思われるかもしれないが、ソンファのバクテーを食べた。

今回訪れたのはショッピングモールの中にある店舗で、入店前には熱を測られ、サニタイザーで手を洗うように促されてから席についた。

シンガポールは新型コロナの予防対策が徹底していると日々感じるのだが、それでも広がるのがウイルスだ。

ランチの後そのまま帰るのも物足りない。

かといって新型コロナの影響もあるし、人混みを避けると行く場所が限られてくる。

こんな状況下じゃあ仕方がない、ということで、シンガポールリバーサイドを少しだけ散歩してから帰ることにした。

この日は快晴。

シンガポールリバーへ向かう道は、いかにもシンガポールらしい景色が広がっている。

多民族国家であるシンガポールは、信仰する宗教も多種あり、街には教会、モスク、寺院、と様々な宗教施設があるのだが、この日通り過ぎたのは儒教の建物だった。

その先には背の低いテラスハウ(日本でいう長屋のような住居)が並び、ポルシェがとまっていた。

シンガポールはカーレス社会を目指しているそうで、車両販売価格以上に高い所有権の値段が上乗せされ、世界一車が高い国といえるらしい。

プリウスが1500万円くらいする、車好きには厳しい国だ。

このポルシェは、新車なら5000万円弱するとみていいと思う。

生搾りオレンジジュースの自販機

そのままリバーサイドへ出ると、辺りはシンガポール1洗練されたエリアとも言われているロバートソンキー/Robertson Quayになる。

この辺りには高級レストランが立ち並び、夜に賑わう。

リバーサイドまで歩くと喉が渇いた。

シンガポールのあちこちにある、オレンジジュース販売機をご存知だろうか。

この日も通りすがりに見かけたので飲むことにした。

2ドルを入れてボタンを押すと、バレンシアオレンジを贅沢に3個その場で絞り、シーリングまでして出てくる優れもの。

右側にある口からストローを取り出し、蓋にプスっとさして飲む。

少し飲んでしまった後だが、中はこんな感じで、絞りたての美味しいオレンジジュースだ。

シンガポールリバークルーズ

オレンジジュースで喉を潤してから歩いていると、シンガポールリバークルーズの乗り場があり、今まさに船が出ようとしていた。

ふと見ると、乗っている人がほとんどいなくてガラガラだった。

夜はナイトショーがあるため混むかもしれないが、コロナの影響なのか、昼間はかなり空いているようだ。

心なしか街全体的に人がいつもより少なめに見えたし、アジア人の姿はあまりなかった。

こどらはずっとシンガポールリバークルーズに乗りたがっていたのだが、コロナの状況が落ち着いてからにしようと言っていた。

だがこんなにガラガラだと逆に安全な気がしてきて、この機に乗ってみることにした。

1人25ドル/約2000円。

我々が乗り込んだ船もガラガラで、屋根のある船内には我々ともう1組、デッキに2組と4組だけだった。

船内も窓は全開で、風を感じながらの心地良いクルーズに出発だ。

歩いて散策するのと、川の上から眺めるのでは景色が違う。

道に生えている木の根が川まで伸びていた。

石垣で教えてもらったマングローブだ。

船は程なくマリーナ湾に出た。

右手にマーライオンが近づいてきた。

こころなしかマーライオン広場も空いているように見えた。

船は旋回し、今度はマリーナベイサンズに近づいてから川へ引き返す。

シンガポールでは、直射日光さえ遮られると風が強いため爽やかに感じられる。

船内には、英語ではあるが見所についてのアナウンスも流れていて、ずっとなんだろうと思っていた川沿いの建物が警察署だったことがわかった。

約45分のクルーズはなかなか優雅で、是非また乗りたいと思う。

ボートキーでハンバーガー

船を降りた後には、リバーサイドに見えていたレストランへ向かった。

川沿いには様々なレストランやバーなどが立ち並び、リバーサイドにも席がある。

まずは冷たい飲み物で喉を潤した。

看板メニューらしきハンバーガーに惹かれて注文したのだが、あるあるではあるもののハンバーガーの厚みが違った。

シンガポールについて以来、何かとアジア系のものを食べることが多かったこどらは喜んでハンバーガーを頬張っていた。

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