2023ルマン24時間レース(第100回)を生で観戦してきた話

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少し時間が空いてしまったが、6月10日・11日の土日は、フランスのルマンにて24時間耐久レースが開催されていた。

この日、たまたま出張でパリ滞在中だったため、なんとも幸運なことに観戦することができた。

今までもオリンピックやサッカーワールドカップの開催地にたまたま居合わせたことがあったのだが、1度も観に行ったことはなかった。

ただ、今回は車の一大イベント。

行かないわけにはいかない。

ルマンのチケット

ルマンのレースを観戦できることに気づいたのは、開催の1週間前。

トランジットのドバイの空港ラウンジでの待ち時間中のことだった。

公式ページからチェックすると、一番安い席のチケットであればまだ買うことが出来た。

40ユーロだったから、今のレートで大体6,200円くらいだ。

パリからルマンへ

ルマンのレースは現地時間土曜日の16時から日曜日の16時まで。

パリからルマンまでは土曜日の13時半くらいのTGVの切符を取った。切符はSNCFという鉄道会社のHPから簡単に買うことが出来る。

片道64ユーロで、所要時間は1時間ほど。

ホテルの最寄り駅から地下鉄でモンパルナス駅まで行き、モンパルナスからTGVに乗り込んだ。

地下鉄の切符(往復分)

モンパルナス駅は大きいのだが、TGVの乗り場は比較的わかりやすかった。

駅に入り、エスカレーターで上の階に上がるとホームがあった。

TGVは総二階建て

ホームの途中に改札があり、駅員さんにeチケットのQRコードを渡すと読み取ってくれて、中に入った。

ルマンから会場へ

ルマンの駅に到着。

駅を出るとレースの広告が至る所に貼ってあった。

ルマン駅北口の目の前にトラムの乗り場があり、ここからは会場まではトラムで24分。

券売機で買った切符は1.2ユーロくらいだった気がする。

切符がルマン24時間レース仕様なのが良い。

トラムの外側にもレースの広告が貼られていた。

ルマン24時間レース

いよいよレース会場に到着。

沢山の人が降りたが、皆レース会場へ向かう。

会場内には各メーカーのショップや屋台があったり、とにかく大賑わいだった。

オフィシャルグッズショップに入って見ているとスタートの時間になり、外に出てみると赤と青と白の、トリコロールの煙が上がっていた。

一番安いチケットだったのだが、立ち見ながらもレースを間近で見ることができ、メインスタンドからも観戦出来たりと大満足だった。

音と振動に迫力があり、テレビで見ているのとは全く違った。

行ってみたのはやはり大正解だったと思う。

セーフティーカーは911ターボ

しばらく観戦してから会場内を散策。

ポルシェセンタールマンの前にはGT4RSを使ったオブジェがあった。

会場には老若男女の姿があり、皆がレースを楽しんでいる様子が見て取れた。

観客の多くが自分でアウトドア用の椅子を持ってきていて思い思いのところで観戦していた。

レースを観戦する人

サーキットはとにかく広く、エリアを移動するにも、人、また人だった。

サーキット内のシャトルバスの地図

会場にはGT3RSとGT4RSが展示されていた。

カレラカップの参戦車両も間近で見ることができた。

イギリスから陸路で来ている車も沢山いた。

ルマンからパリへ

レース会場で一晩明かしてからパリに戻ろうかとギリギリまで悩んだのだが、コドラが心配していたのでその日のうちにパリに戻ることにした。

帰りのTGVは満席で取れず、20時前の在来線に乗った。

所要時間は2時間半。

自分は2階席だったのだが、1階席も隣の車両もどこも満席だった。

フランスではパリともう1都市に行ったのだが、もう誰もマスクをつけていない。

ヨーロッパはもともとマスク文化がないため、コロナで定着することなく元に戻ったようだ。

自分自身は若干心配ではあったのだが、あまりに車内が暑くてマスクはとてもつけられたものではなかった。

この時期は22時過ぎまで明るいため、パリに戻った時にはまだ明るかったのだが、

モンパルナスから地下鉄を乗り継いでホテルの最寄り駅まで戻ると、流石に暗くなっていた。

今回の戦利品

会場で100回目記念のポロシャツがあったので買って帰った。

いつかまた、今度はコドラと一緒に来て、24時間観戦して帰りたいと思う。

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