2日目の朝
土曜日の朝は日の出前の4時半に起き出した。
これはホテルや旅館に泊まっても毎回感じることなのだが、
やはり我々、旅に出ると、愛車の中が一番安心してぐっすり眠れるようだ。
ただ、何度も言うが、トイレが室内にある有難みはかなり大きかった。
起き抜けに、明け方の砂浜を散歩してみることにした。
この日は曇っていたが、辺りはひんやりとした朝の空気に包まれていた。
朝日は雲に隠れて見ることはできなかったし、潮の香りもしなかったのだが、
寄せては返す波の音を聞きながら、ゆったりとした時間を満喫してからトレーラーに戻った。
散歩の後は朝ごはんを作る。
実は昨日から野良猫が居着いていて、食べ物を焼いている間、頻繁にニャァニャァと泣き続けていた。
チェックインの際に
「一匹やけに人懐こい野良猫がいるのですが、絶対に餌を与えないで下さい」
と注意喚起されていた。
夜に一度、ノミがうつるからとこどらに止められたのだが、子猫があまりに寂しそうに見えたため、軍手をはめたまま撫でてやったら、それ以降更に近づいてくるようになってしまった。
本当はデッキで食べる予定だったのだが、猫が居座るため、調理だけ外でして、朝食は室内で食べることにした。
食事の後で片付けをしながらふと気付くと、足にいくつも虫に刺されたような痕が出来ているではないか。
痒み止めと、持ち合わせていたリンデロンを塗ったのだが、びっくりするくらいの痒さで、時間とともにその数も増えて行き、結局20箇所以上、、、。
「完全に猫のノミだよ、、、」
とこどら、、、。
敷地内でこどらのディフェンダー運転の練習をしたり、先端にある海水浴場を覗きにいってみたりしたが、時刻はまだ7時半。
チェックアウトは8時からなのだが、時間がもったいないため管理人さんに電話連絡を入れ、早めに出発させてもらうことにした。
横山展望台
先に進む前に、前日から気になっていた横山展望台に立ち寄った。
朝が早かったため人も少なく、のんびりと散策することができた。
新しく出来たばかりなのか、遊歩道も展望デッキも綺麗で、眺めも最高だ。
この展望台にはカフェがあって、そこは9時から営業している。
カフェの2階も展望スペースになっていた。
下から見るより更に視界が開ける。
こうやって眺めると、なんだか釧路湿原の景色のようにも見えるのだが、、、そう感じるのは我々だけだろうか。
カフェの先にもまだ遊歩道が続いていて、パノラマ展望台があるというので行ってみた。
パノラマ展望台からの景色はこちら↓。
この展望台の三ヶ所から見た結論としては、見える景色はほとんど同じで変わりばえはしないのだが、、、
どこから見ても絶景が広がっていることは確かだった。
※横山展望台はコチラ↓
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