出発
7月の三連休。
金曜日に有給休暇を取って四連休にして、和歌山へ出かけた。
このGWの日本列島半周で西日本を回った旅では那智の滝を見損ねたし、
和歌山にはまだ行ったことのない場所が複数あるため、出直すことにしていたからだ。
木曜日の22時、小雨パラつく肌寒い夜に出発した。
仕事の後だったから疲れもあったが、頑張って東名高速の富士川SAまで辿り着き、
車中泊の必需品である目隠しのカーテンもしないまま、倒れこむように就寝した頃には午前0時を回っていた。
翌朝は7時に起床。
相変わらず小雨が降りしきる19度。
肌寒く、霧がかかっていた。
朝ごはんは食堂で朝定食を食べた。
ここには2種類の朝定食があり、一般的な卵かけ納豆ご飯の付いたものと、温泉卵とシラスの付いているものがあった。
富士山にも分厚い雲がかかっていたのだが、朝食を食べ終わる頃には裾野が少し見えていた。
先へ進むにつれ若狭湾に陽が差し、焼津で雨が止んだ。
極上のヌルヌル温泉:榊原温泉湯元館
まずは朝風呂に入ろうということになったのだが、伊勢湾岸道を通ると、
かきつばた(我が家が毎回のように立ち寄る刈谷PAにある日帰り温泉)にまた寄ることになるのも芸がないし、
今回は、まだ行ったことのない温泉を探すことにした。
途中に榊原温泉というヌルヌルの泉質の温泉郷があるのだが、そこに「湯元館」という温泉施設をみつけた。
前に立ち寄ったことのある温泉施設は、地元のお年寄りの健康ランド的な古びたところだったのだが、
今回初めて立ち寄った湯元館は、古いながらも清潔感のある、なかなか良いところだった。
入浴料は1000円で、一度館内着に着替えてから浴室へ向かうという一手間があった。
温泉に入るためには入り口のある階から階段を降りて行くのだが、浴場の前には待ち合わせスペースがあって、そこには飲泉もあった。
大浴場は広く、平日だったせいか空いていた。
泉質はアルカリ性単純泉だが、日本屈指のヌルヌル具合だ。
源泉掛け流しの浴槽は31度とぬるいのだが、濃厚なローションに浸かっているような肌触りで、かなり良かった。
シャワーも温泉で、ヌルヌルの湯が出てくる。
源泉温度が低いため加温している浴槽もあるのだが、それでも湯は飛び切りのヌルヌルだ。
この温泉施設の隣には旅館があり、その駐車場はRVパークになっていた。
ここにはまた是非来たいと思う。
さっぱりして外に出ると、マクラーレンが停まっていた。
ちょっと失礼して一緒に写真を撮らせて頂いた。
※温泉の場所はこちら↓
松坂牛と伊勢うどん
この日は梅雨の合間の貴重な陽射しが出ていたため、
温泉施設の待ち合わせ場所でふと思い付いて、急遽キャンプ場を探すことにした。
伊勢には元祖グランピングのキャンプ場があるのだが、値段が高く、せっかく海の近くなのにBBQが肉系だったため断念。
その先の志摩オートキャンプ場ではキャンピングトレーラーに泊まれるという。
トレーラーが欲しい我が家、トレーラー泊体験を兼ねて行ってみることにした。
当日電話したにも関わらず、平日だったこともあり、無事に予約できた。
チェックイン時間は15時で、榊原温泉を出たのが13時半前だったため、距離を考えると時間的にもちょうど良かった。
久居から伊勢自動車道で伊勢方面へ向かい、お昼には途中のパーキングで、松坂牛の牛丼と伊勢うどんのセットを食べた。
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