梅雨の三重→和歌山旅 1 榊原温泉

2019梅雨の三重

出発

7月の三連休。

金曜日に有給休暇を取って四連休にして、和歌山へ出かけた。

このGWの日本列島半周で西日本を回った旅では那智の滝を見損ねたし、

和歌山にはまだ行ったことのない場所が複数あるため、出直すことにしていたからだ。

木曜日の22時、小雨パラつく肌寒い夜に出発した。

仕事の後だったから疲れもあったが、頑張って東名高速の富士川SAまで辿り着き、

車中泊の必需品である目隠しのカーテンもしないまま、倒れこむように就寝した頃には午前0時を回っていた。

車中泊の持ち物リスト:車旅の必需品を一挙紹介

翌朝は7時に起床。

相変わらず小雨が降りしきる19度。

肌寒く、霧がかかっていた。

朝ごはんは食堂で朝定食を食べた。

ここには2種類の朝定食があり、一般的な卵かけ納豆ご飯の付いたものと、温泉卵とシラスの付いているものがあった。

富士山にも分厚い雲がかかっていたのだが、朝食を食べ終わる頃には裾野が少し見えていた。

先へ進むにつれ若狭湾に陽が差し、焼津で雨が止んだ。

極上のヌルヌル温泉:榊原温泉湯元館

まずは朝風呂に入ろうということになったのだが、伊勢湾岸道を通ると、

かきつばた(我が家が毎回のように立ち寄る刈谷PAにある日帰り温泉)にまた寄ることになるのも芸がないし、

今回は、まだ行ったことのない温泉を探すことにした。

途中に榊原温泉というヌルヌルの泉質の温泉郷があるのだが、そこに「湯元館」という温泉施設をみつけた。

前に立ち寄ったことのある温泉施設は、地元のお年寄りの健康ランド的な古びたところだったのだが、

今回初めて立ち寄った湯元館は、古いながらも清潔感のある、なかなか良いところだった。

入浴料は1000円で、一度館内着に着替えてから浴室へ向かうという一手間があった。

温泉に入るためには入り口のある階から階段を降りて行くのだが、浴場の前には待ち合わせスペースがあって、そこには飲泉もあった。

大浴場は広く、平日だったせいか空いていた。

泉質はアルカリ性単純泉だが、日本屈指のヌルヌル具合だ。

源泉掛け流しの浴槽は31度とぬるいのだが、濃厚なローションに浸かっているような肌触りで、かなり良かった。

シャワーも温泉で、ヌルヌルの湯が出てくる。

源泉温度が低いため加温している浴槽もあるのだが、それでも湯は飛び切りのヌルヌルだ。

この温泉施設の隣には旅館があり、その駐車場はRVパークになっていた。

ここにはまた是非来たいと思う。

さっぱりして外に出ると、マクラーレンが停まっていた。

ちょっと失礼して一緒に写真を撮らせて頂いた。

※温泉の場所はこちら↓

松坂牛と伊勢うどん

この日は梅雨の合間の貴重な陽射しが出ていたため、

温泉施設の待ち合わせ場所でふと思い付いて、急遽キャンプ場を探すことにした。

伊勢には元祖グランピングのキャンプ場があるのだが、値段が高く、せっかく海の近くなのにBBQが肉系だったため断念。

その先の志摩オートキャンプ場ではキャンピングトレーラーに泊まれるという。

トレーラーが欲しい我が家、トレーラー泊体験を兼ねて行ってみることにした。

当日電話したにも関わらず、平日だったこともあり、無事に予約できた。

チェックイン時間は15時で、榊原温泉を出たのが13時半前だったため、距離を考えると時間的にもちょうど良かった。

久居から伊勢自動車道で伊勢方面へ向かい、お昼には途中のパーキングで、松坂牛の牛丼と伊勢うどんのセットを食べた。

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