三段壁の下には洞窟がある。
一旦建物に入ってエレベーターを降ると洞窟の中を見学出来るようになっているのだが、見学料は1人1300円。
朝は8時から営業している。
我々が起き抜けの朝一に訪れたときにはまだ営業前で人もいなかったが、10時過ぎに戻ってみると既に駐車場は満車状態。
展望台にも沢山の見物客がいた。
我々は展望台からの景色は既に見学済みだったから、素通りして洞窟へ急いだ。
エレベーターを降りると、海からの入り口がポッカリと口を開けていた。
道順に従って進むと、まずは祠がある。
牟婁大辯才天という水の神様が祀られていて、パワースポットにもなっているらしい。
お参りを済ませて先に進む。
何故か洞窟内に部屋があった。
この洞窟は平安時代の源平合戦で活躍した熊野水軍の舟隠し場だったらしく、その番所を再現してあるのだという。
メインの見所は何と言っても、岩に砕け散る波の迫力を間近で見学できることだ。
運が良ければ潮吹き岩に入った波が海水を巻き上げる潮吹き現象も見られるのだが、我々が行った時にはその現象は起こらなかった。
この日は波が高かったため予想以上に迫力が凄くて、
実は最初
「洞窟を見学するだけで1300円?高くない?どうする?やめる?」
という会話を交わしていた我々だったのだが、見学を終えてみると値段分の価値に納得していた。
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