余部 空の駅
平成31年4月29日14時半
城崎温泉の後に目指すのは山口にある元乃隅神社なのだが、そこまでどう行くかが次の課題だった。
我々の車旅では、途中にある名所を観光しながら向かうため、鳥取と島根の見所を検索した結果、
鳥取にある三仏寺の投入堂へ行ってみることにした。
城崎温泉からは2時間半かからないくらいの距離だった。
あたりは山で何もない可能性があるため、城崎温泉駅前でお弁当を買い込んでから出発した。
気温は15度、曇り。
すでに夕方のような趣だった。
最初は自動車道に乗ったのだが、途中で急に眠くなり、道の駅の看板が出ていたため一般道へ降りて休憩しに向かうと、
そこには余部空の駅があった。
余部空の駅は老朽化に伴ってリニューアルした結果、観光地化されている兵庫県のJR駅で、地上約40mの高さがある。
電車の駅のすぐ下に道の駅があるというのも珍しい。
道の駅は狭くて混み合っており、満車だったため仮眠を取るのは諦めて、駐車場が空くのを待ってから眠気覚ましにJRの空の駅に行ってみることにした。
この駅にはエレベーターがあり、展望の開けるホーム階まで一気に上がることができる。
真下が見えるようになっている場所があり、下を覗くと足がすくむ高さだった。
駅のホームからは日本海が見渡せる。
余部、餘部とも書くようだが、読み方は「あまるべ」。
てっきり「よべ」かと思っていた。
ホーム脇には使われていない線路があり、その上を歩けるのも楽しい。
帰りは遊歩道を歩いて地上に戻った。
この空の駅、偶然見つけたのだがなかなか楽しめたし、こういう思いがけない出会いがあるのが下道の車旅の醍醐味だ。
道の駅 神話の里白うさぎ
16時前に再出発すると、程なく雨が降り出始めた。
向かう車の中でよくよく調べてみると、投入堂へ行くには40分の登山が必要だった。
今から辿り着くのは夕方で雨、明日の朝も雨予想、、、。
投入堂へ行くのは次の機会に回すことにして、今回は、世界遺産にもなっている石見銀山へ向かうことにした。
途中の道の駅、神話の里白うさぎのレストランが21時までだったため、寄ってみることにした。
ここはブログを始める前に一度車中泊をしたことのある鳥取県の道の駅で、海沿いの街道脇にある因幡の白兎の神話の里だ。
目の前には白兎海岸があり、脇には白兎神社がある。
2階にあるレストランは、17時半から21時までの営業だった。
覗いてみると美味しそうだったため、城崎温泉で買い込んだお弁当は翌日の朝食に回すことにして、レストランに入った。
お刺身の盛り合わせと砂丘らっきょう、イクラとカニとウニの乗った海鮮丼と、大エビフライ定食を食べた。
我々は砂丘らっきょうが好きで、見かけると必ず食べるのだが、浅漬けだから美味しいのだろうか。
車に戻り、この晩は少し早いが20時に就寝した。
駐車場はこの旅が始まってから一番空いていて、外では雨が酷くなっていた。
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