山中温泉
平成31年4月27日17時半
加賀に山中温泉があることに気付き、行ってみることにした。
向かう道中で陽が傾き始めた。
川沿いの道には遊歩道もあり、のんびりと散歩でもしたくなる。
山中温泉は奈良時代に発見されたという古い温泉街。
1300年の歴史のある菊の湯という総湯に行ってみることにした。
温泉付き道の駅もあったのだが、せっかくなら歴史を感じたい。
温泉街の駐車場は満車だったが、近くの市役所に車を停めることが出来た。
外は肌寒く、陽が陰ってから更に気温が下がった。
菊の湯は硫酸塩泉で入浴料440円。
一部掛け流しで内風呂のみ。
建物は意外に広くて新しく、それでいてノスタルジックな昔風情は残っていた。
しっとりした熱めの湯が気持ち良く、珍しい立ち湯だった。
ただシャンプーの備えつけがなく、生憎持ち合わせていなかったため、
頭を洗いに別の温泉に入り直すことにして、ここでは体を温めて湯から上がった。
外に出ると辺りはすっかり暗くなっていて、肌寒さも増していたが、湯のおかげで体はポカポカだった。
時刻はちょうど19時で、仕掛け時計の中で人形が音楽に合わせて動き始めた。
外の広場には飲泉と足湯もあった。
禅の里 道の駅永平寺
山中温泉には温泉付き道の駅があったのだが、行ってみると狭くて駐車場も満車だった。
場所としても校庭裏の体育館脇のような感じだったため、急遽予定を変更し、近くにある別の温泉付き道の駅へ向かうことにした。
福井の禅の里、永平寺の道の駅だ。
ここも小さな道の駅でやはり駐車場も満車。
温泉の入浴料は500円で、狭い施設が大混雑していた。
循環貯湯だったが、頭を洗ってすぐに眠れるのは車中泊には有難い。
このGWに車中泊の旅に出た人は史上最多かもしれず、
この辺りの道の駅はどうやら狭そうで、どこもぎゅうぎゅうになるのかもしれない。
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