三月最初の日曜日は雨だった。
土曜日に車中泊に出かけたものの、雨を避けて自宅に戻った我々。
日曜日のことは、朝起きてから考えよう、と言っていた。
もしかしたら天気予報が外れて晴れているかもしれないし。
でも日曜日の朝起きてみると、そんな淡い期待を裏切る、揺るぎない雨降りだった、、、。
じゃあ、春の洋服でも見に、横浜のアウトレットにでも行こうか、ということになった。
こどらにとっては初の、雨の中の高速の運転だ。
早起きしたわけでもなかったからとりあえず支度をして、給油を兼ねてドトールで朝ごはんを食べることにした。
食べている間に、
横浜に行くなら、足を伸ばせばランチには三崎のマグロを食べに行けるね
などと話しているうちに、結局アウトレットは取りやめて、三崎に行くことになった。
三浦半島には一足先に春が来ていて、河津桜と菜の花が咲いていた。
河津桜は既に葉桜になっていたが、桜の木はまだ冬眠したままだった。
前回は三崎港に行き、目の前にあるお寿司屋に入ったのだが、今回は橋を渡って城ヶ島へ行ってみることにした。
小さな町で、海岸までも含めて、歩いてすぐに一回り出来そうだった。
雨だったから、町まで降りて、食事処へ入った。
ここの名物はマグロとシラスだが、シラスの禁漁が解けるのは1週間後だった。
マグロの漬けとネギトロの乗った丼と、刺身定食を頼んだ。
食べログで見て高評価だったのだが、
マグロは最近冷凍輸送技術が上がっているせいか、どこでも大抵美味しいから、正直特別感や驚きはなかった。
後はご飯。やっぱりどんなに美味しい主役がいても、主食のご飯が美味しくないと全体の味が落ちて感じてしまう。
城ヶ島には展望台のある公園や、海岸には岩に穴の空いた馬の背洞門や灯台がある。
灯台は食堂のすぐ先にあったので行ってみた。
雨の中、海岸も少し歩いたが、足元がぬかるみ、横殴りの雨に濡れたのですぐに引き返した。
海岸や遊歩道、公園を、春や秋の晴れた穏やかな日に、のんびり散歩するのは気持ち良さそうだった。
前回三崎港に行ったときの記事はこちら↓
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