阿寒湖
2018年元旦の朝は釧路湿原でカヌーを楽しみ、昼前に再び釧路湿原を通り過ぎて阿寒へ向かった。
途中の道には何もなく阿寒湖に着いてしまった。
阿寒湖の周りでようやくコンビニが出てきて、おにぎりを買って湖畔で食べた。
元旦のお昼だったから蕎麦屋にでも入りたい気もしたが、この日はホテルを取っているため、昼食は軽く済ませることにした。
阿寒湖は凍りつき、ワカサギ釣りのテントが出ていた。
湖上には車が走っていて驚いた。
分厚い氷が顔を覗かせていたため、滑って遊んでいたら派手に転んでしまった。
気温は1度で、阿寒も暖かかった。
LA VISTA（ラビスタ）阿寒川
14時にアーリーチェックインを手配していたため、ホテルへ向かった。
この日の宿は阿寒川の畔にあるLA VISTA（ラビスタ）で、温泉付きの部屋からは阿寒川を見渡せるという。
部屋の窓際にはベンチがあり、外の景色をのんびり眺めながら、サービスのサッポロドラフトを飲んだ。
まずは貸切風呂に入り、夕食前には部屋のお風呂にも入った。
ゆっくりとした時間が流れていた。
実は床の掃除が行き届いておらず、歩く度にザラザラとコーヒー豆のカスがつくため、掃除機をかけて貰うというハプニングはあったのだが、それを除けばかなり良い部屋だった。
夕食は17時半から川を眺めながらレストランで。
この日の料理はお正月の特別料理で、鰊や鯨の刺身が出てきたり、花咲蟹が出てきたり。
美味しいものもあったのだが、、、
ブイヤベーススープに和の食材は合わなくない？というコタン鍋や、
蟹やグリル料理は、大量に作り置きして時間がたったもの出されたような感じで、
量は多いのだが少し残念な印象だった。
後でネットで口コミを見たら同じように言っている人がいて、ホテルからも返事が入ってはいたのだが、まだ改善はされていないということのようだ。
このホテル、従業員は皆親切で、立地やお部屋も良いが、
今回で2度目のお正月と言っていたため、出来てからまだ年数が経っていないようだし、改善の途中なのかもしれない。
食後にロビーでコーヒーを飲み、
部屋で翌日のプランについてダラダラと話しながら寛ぎ、
21時半に、地下にあるバーの営業時間に合わせて飲みに行った。
バーの隣にはマッサージルームもあったが、予約で一杯だった。
夜鳴きそばのサービスは22時半から。
前から夜鳴きそばの存在は気になってはいたのだが、実際に食べたのは今回が初めてだった。
あっさりした醤油ラーメンで、夜食に美味しかった。
ホテル内を一通り探索してから部屋に戻ると、雪が強く降り出していた。
夜の川を眺めながら贅沢なひと時を過ごす。
暖かい室内からこの景色を眺めることが出来るなんて幸せだ。
部屋のベンチでボーッと外を眺めていると、いつのまにか時間が経ってしまう。
夜も更けた頃、寝る間を惜しんで大浴場へ行ってみた。
このホテルには、貸切風呂、部屋風呂、大浴場の三種類があり、源泉掛け流し。
泉質は中性のようだが熱いせいかよく温まる。
露天は独り占めだった。
ライトアップされた雪に覆われた白い木と、ハラハラと降る粉雪を見ながらの露天風呂は最高だった。
広い分、このホテルは大浴場が一番良い気がした。
気温は氷点下3度。明日は一日中雪のようだ。
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