石狩
2017年12月30日。
朝6時半起床。気温氷点下6度。
この朝は6時前から除雪車の音で起こされていたのだが、ヒーターをつけて温まってからグズグズと支度をしていてこの時間になった。
除雪車の音で目が覚めるのは、冬の車中泊あるあるだ。
北海道1日目に気温が意外と高かったため、過信して頭を出して寝たら翌朝頭が痛くなったから、
この日からウルトラダウンを頭にかけて寝てみたところ、頭痛にならなかった。
ウルトラダウン作戦、我ながらなかなか良いことを思いついたものだ。
北海道についてから、朝一にエンジンを掛けようとすると、うんともすんとも言わない現象が起きている。
数回目でかかるのだが、何なのだろうか。
*追記:この現象の解消についてはコチラ↓から
車の中で身支度を整えている間に夜が明け始めた。
外に出てみると、辺りにはパウダースノーが巻き上がり、空の下が赤く染まっていた。
駐車場には、我々が寝た後で来たらしき車中泊の車が6台程停まっていた。
この道の駅とうべつは新しく、施設は綺麗で温かかった。
トイレには誰もいなくて、顔を洗い、歯磨きをしてから出発した。
夜明けの空が紅く染まっているのが幻想的だった。
川はすっかり凍結していた。
通りすがりのセイコーマートで温かいおにぎりとお茶を買って朝食を済ませた。
寒い北海道で温かいものはホッとするし、手作りのおにぎりは有難い。
石狩はさすがに広く、道は真っ直ぐで片道四車線もあった。
先ほどのコンビニにいたカブに追いついた。
ナンバーから察するに那須からお越しのようだったが、かなり寒そうだ。
日本海オロロンライン
程なくして日本海に出た。
この辺りの崖の上には新しい家がポツポツと建っていた。
夜明け後の北西の空にはまだ陽が届かず、どす黒い色をしていて、その下の日本海は翡翠色をしていた。
水は冷たいと翡翠色に見える気がする。
冷たい空気に包まれた景色は繊細で綺麗だ。
231号は日本海沿いを北上する道だ。
今度は、バイクが3台連なって走っているところに追いついた。
彼らの速度は意外と早い。
今だけなのかもしれないが雪は少ないし、ドライブには最適な道だったのだが、ツーリングには寒そうだ。
この道は、この辺りから日本海オロロンラインというようだ。
海沿いにはバス停が点在していた。
風が強すぎるのか、風車が羽を仕舞っていた。
しばらく進むとまた別の風車があり、こちらは回っていた。
この朝は、オロロンライン沿いにある強塩泉の羽幌温泉サンセットプラザに立ち寄った。
入浴料一人500円の一部掛け流し。
強塩泉は初めてだったが、モール泉のような湯だった。
口コミ評判は可もなく不可もなしという感じだったのだが、なかなか気持ち良かった。
10時半という中途半端な時間帯だったせいか空いていて、ゆっくり出来た。
なんだかんだで1時間程寛いでしまったため、先を急ぐことにした。
気温は上がって氷点下2度。薄曇りの天気だった。
この日のお昼はオロロンの手間にある道の駅てしおで、しじみラーメンと豚丼を食べた。
なかなか美味しかった。
ここにもバイクの集団がいて、料理がアツアツだったのは、体の冷えたライダー向けだったのだろうか。
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