106号オロロンラインに入ると驚いた。
なんと、日本海側に雪除けが張り巡らされ、あれほど絶景だった景色が見えなくなっていたのだ。
拍子抜けした気分で車を走らせ、とりあえず風車の見える横道に車を停めた。
写真を数枚撮り、いざ再出発しようとすると、タイヤが雪にハマって動けなくなってしまった。
ディフェンダーを過信していたようだ。
この辺りの雪はまるで砂のようなパウダースノーで、タイヤが空回りしてなかなか出られない。
スコップで雪をかき、少しバックしてはまた雪をかき、ようやく脱出。
気候が暖かな日で助かった。
これが吹雪の中であったなら堪らない。
パーキングには流石に雪除けの柵はなくて礼文島が見渡せたのだが、
ここの目玉は圧巻の地平線と水平線の織りなす大パノラマだから、雪除けの目隠しはとても残念だった。
気を取り直して北上すると、途中から雪除けがなくなり、
ようやく大パノラマの全貌が開けた!!!
開放感抜群の絶景が広がり、これでこそオロロンラインだ。
この目隠しのない区間がなかったら、再びこの場所を訪れる気をすっかりなくしてしまうところだった。
それにしても何故あの絶景を隠してしまったのだろうか。
まさか将来的には全区間に雪除けの目隠しが設置されてしまうのだろうか。
日本の最北端へ向かって走る道にも、雪は少なく暖かかった。
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