2017年始 北陸車中泊の旅 1 出発

2017年始北陸の旅

2017年1月2日

元旦の朝は新居で迎え、夜はこどらの両親宅で過ごした。

我々の2017年の車中泊旅は二日の朝から始まった。

出発地点はこどらの両親が今住んでいる諏訪。

親戚に挨拶に行ったりしていたため、出たのは11時だった。

この日は晴天で、気温は4度。

小春日和といえば聞こえは良いが、気味が悪い程に暖かい。

まずは下道で奥飛騨へ向かう。

朝一には自宅の上諏訪温泉に入った。

硫黄の香りのする単純温泉だ。

今から向かうのは硫黄泉と炭酸水素塩泉の二つを掛け流しで愉しめる奥飛騨温泉ひらゆの森。

塩尻を走っていると、大きな渦巻き状の雲が出ていた。

暖かいこともあって地震雲かと怖くなったが、すぐに風に流れて形を変えたため違ったようだ。

松本では北アルプスを真近に眺めながら進む。

アルプスの山は流石に雪に覆われているが、手前の山々には雪が積もっていなかった。

今年は寒くなるようなことを聞いた気がしたが、このまま暖冬が続くのだろうか。

風は冷たく澄んでいるが、陽射しは熱くて眩しかった。

お昼は風穴の里という道の駅で、松本名物の山賊焼きを食べた。

よくあるメニューだが結構好きでたまに食べる。

ボリューム満点でサクサクとした衣に味が染みていて美味しい。

この道の駅、白骨温泉、乗鞍温泉に行く際にも通る山の一本道にある。

気温は5度に上がったが、駐車場は路面が凍結してツルツルしていて、道ばたには雪が残っていた。

駐車場の上の山では何かの動物がクピクピ鳴いていた。

この道には、珍しいことにトンネル内に分岐がある。

トンネルを抜けると乗鞍は左、白骨温泉と奥飛騨は右(=道沿い真っ直ぐ)だ。

奥飛騨へは、白骨温泉を通り越し、川べりのトンネルの続く道を更に走る。

途中から岩が赤褐色に変色してきたと思ったら、川から湯気が立ち昇り、硫黄の香りがしてきた。

野天風呂もあったので、川に温泉が流れ込んでいるようだ。

この先から安房峠道路という有料道路になる。

長いトンネルの途中で岐阜県に入った。

奥飛騨温泉ひらゆの森へ到着。

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