2017年始 北陸車中泊の旅 7(完) 旅の締め括り

2017年始北陸の旅

金沢駅付近は大都市だった。

武家屋敷も見て帰ろうとしたのだが、一方通行だらけで道が狭く、

車を駐車場に停めるのも面倒になったため、脇を通り過ぎて南下することにした。

この日は霧掛かった晴れの天気で、空気が薄っすらと銀色に見えた。

見たことはないが、自分の中で白夜はこんなイメージだ。

45号線で大渋滞していた。初詣らしい。

抜け道をみつけて大分時間を短縮したと思ったのだが、その先に通行止めがあったりした。

どうやら金劔宮という金運アップの神社があったようだ。

しばらく走るとまたすぐに別の渋滞に当たった。

今度は家族子孫繁栄の白山比咩神社があるらしい。

途中から臨時車線を増やして交通整理してくれていたため、助かった。

ネット検索した写真を見る限り、どちらの神社も古くて立派そうだった。

金沢駅付近も神社だらけだったから、石川には神社が多いのだろうか。

白山白川郷ホワイトロードを抜けて途中の温泉に寄ってから白川郷へ寄ろうかと思ったのだが、冬季通行止めだった。

暖冬で雪はないのだが、、、まあ致し方あるまい。

国道157号線を南下して、白山展望の湯へ向かった。

手前に手取川ダムという大きいなダムがあり、この辺りは薄っすらとした雪景色だった。

市内で8度あった気温も、ここは3度のため寒いようだ。

温泉に到着。

入浴料一人650円の炭酸水素塩泉だ。

源泉がぬるいため、加温して循環しているようだった。

施設は古めで狭く、造りなのか換気が悪いのかタバコ臭かった。

脱衣所は更に狭く、ドライヤーも一つだけで、列ができるため生乾きで交代する必要があった。

ただ、お湯が良い。

ヌルヌルの半透明で、我々が好きな泉質だ。

別名、絹肌の湯と呼ばれているそうだ。

露天からは山が見渡せた。

チョロチョロと湯の注ぐ音に焚き木の匂いにも情緒が溢れていた。

南下して福井に入ると程なく陽が暮れた。

九頭竜湖脇を通り岐阜へ抜けると気温は2度まで下がった。

昼間は綺麗そうなのだが、この時間は真っ暗で何も見えなかった。

景色も見ることが出来ないわけだし、最速で帰るべく白鳥ICから新東名経由で帰路に就くことにした。

夕食は関SAで、飛騨牛釜飯定食とそば定食を頼んだ。

そば定食には飛騨牛入りちらし寿司がついていた。

飛騨牛釜飯定食1880円
そば定食1380円

最初はフードコートで飛騨牛釜飯(980円)と高山ラーメンと飛騨牛のローストビーフ丼セット(1500円)にしようと思ったところを席が取れずにレストランに入ったのだが、なかなか美味しかった。

高速に乗った時に表示されていた東名の渋滞は、我々が通過した夜の頃には既に解消されていたのだが、突如大井松田インターで事故が発生したため、新たな渋滞になってしまった。

混みつつも流れてはいたのだが、珍しく三車線とも交通がぴったりと止まり、5分くらいで解消されてまた一気に動き出した。

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