湯から上がるとお昼の時間になっていた。
この温泉施設も年季が入っていて風情があり、ほうとう、ヤマメ、馬のもつ煮などのメニューがあったのだが、少し先の階段を上がったところに古民家カフェがあったので、そちらへ行ってみた。
鹿肉のカレーと、鳥とキノコの味噌クリームパスタを頼んだ。
どちらも地元の食材で出来た優しい味だった。
食後にコーヒーと紅茶を頼んだ。
コーヒーは聞きそびれたが、紅茶はやはり地元産で、お茶の葉を焙煎の仕方によって紅茶にしているそうだ。
香りはダージリンから癖をなくしたような優しい香りで、味は飲んだことのない紅茶の味だったが、爽やかで癖がなく、美味しかった。
復路は林道を抜けようかと思ったが閉鎖されていたため、来た道を戻った。
来る時に見掛けて気になっていた吊り橋に行ってみた。
橋の袂には、危険なため一人づつ渡るように張り紙がしてあり、お地蔵さんやらお札やらが置いてある。
昔なのか、今でもなのかはわからないが、事故でも多発しているのだろうか。
綺麗な渓谷の景色でも見られるかと思ったが、普通だった。
渡り終わっても何もなく、道すらもなかった。
何のための橋だったのか、、、謎である。
道の駅に立ち寄り、甲府南から高速へ入ると、勝沼からは渋滞だった。
日が暮れた後、車のテールランプがオームの行列のように見えた。
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