2016秩父から長野・新潟の車中泊旅5 新井道の駅

2016新潟の旅

今夜の車中泊は、新井道の駅。

遅くまで複数のレストランが営業しているためだ。

途中通り過ぎた妙高は、本来なら豪雪地帯だが雪が少なく、気温も2度と温かかった。

道の駅到着は19時。

目当てにしていた地物の丼屋は品切れで既に閉店していた。

気を取り直し、きときと寿司という回転寿司屋に入った。

地物あじ、くろそいなどを食べた。

味は普通だったのだが、注文を二回忘れられたり、どんどん売り切れになっていき、

まだ閉店時間ではないが片付けの準備をしていたりと、この時間はあまり寛げる感じではなかった。

次いで窯焼きピザとパスタの店へ移動し、ピザと赤ワインで仕切り直し。

ピザ生地はもっちり系なのだが釜焼き特有の香ばしさはあまり感じられず。

赤ワインはモンターニュノアールシラーというものだったのだが、

「後味が鉄の味がする。酸化してるんじゃないかな?」

とこどら。

僕にはよく分からないのだが、正直なところ驚く程に美味しくなかった。

安いワインだしこういう味なのでは?と話しながら飲みきると、最後に大量の澱がグラスに残った。

我々、ワインは好きで家でも良く飲むが、いつも安いテーブルワインだし、全く詳しくもない。

ただ、2013年産の若いワインに、これ程大量の澱が残るのはやっぱりおかしいのではないだろうか。

若い学生らしき店員さんが三人しかいなかったから、

「飲み干しておいてなんだがワインの保存方法おかしくない?一度店長さんと相談した方がいいよ。」

と、バイト君に言って店を後にしたのだが、あの後ちゃんと改善されただろうか。

この晩は疲れていたようで、翌朝は9時過ぎまで寝てしまった。

ディフェンダーの中は落ち着くのだ。

翌朝は晴れで、気温は4度。

街道沿いだがうるさくないし、山が近くて気持ちが良い場所だった。

起き出すと、既に道の駅が営業を開始していたため、朝ごはんを食べることにした。

朝定期的なものが食べたかったため、すき家の卵掛けご飯を食べたのだが、手を滑らせて卵を割ってしまった。

店員さんに追加の卵を頼むと、親切にも無料で取り替えてくれた。

食後に散策すると、鮮魚センターには浜焼きと新鮮で美味しそうなお寿司が売っていた。

珍しい白子のお寿司まであり、買って食べても良さそうだった。

店の前には9000円する立派な塩引き鮭が並んでいた。

食後にコーヒーを飲みに手作りパン屋さんへ行くと、美味しそうなパンが沢山並んでいた。

ここのコーヒーは、新潟の新名物である雪室コーヒーだった。

ツイストドーナツを一つ買い、店の外のテーブルでまったりと寛いだ。

陽だまりは暖かいが、日陰は寒い。

温かいコーヒーは体が温まるし、ドーナツは懐かしい味がして、コーヒーも美味しかった。

ここは間違えなく朝向きの道の駅だ。

コメント