事故通行止めによりツルツルの山道の迂回路で遠回りしたものの、なんとか22時半のフェリーに滑り込めた。
青森までの高速代は10,000円弱。フェリーは同乗者1名で24,000円程。
函館までは3時間半の船旅だが、実際にフェリーを降りたのは夜中の2時半頃だった。
函館では、パウダースノーが強風により激しく宙を舞っていた。
この晩は函館駅前の駐車場で車中泊をした。
気温はマイナス5度。
羽毛布団に2人なので体は暖かいが、出ている頭があまりの寒さに痛くなる。
翌朝目を覚ますと吹雪だった。
ヒーターをつけて、車内が温まってから着替えた。
冬のディフェンダーにヒーターは必需品だ。
東北の雪は削りたてのかき氷みたいで、踏むとミシッと音を立てるが、北海道の雪はパウダー状で、歩く足元からサラサラとほぐれる。
横から吹き付ける雪で、顔も体も雪まみれになった。
いつも入る朝市の丼屋さんはアジアからの観光客で満員になっていた。
待とうかとも思ったのだが、香水の強い香が店内に充満していたので諦めた。
仕方なくどんぶり横丁へ入ったのだが、ここもアジア人環境客に買い占められたようになっていた。
我々は仕方なく、団体さんが入れないような小さな店に入ることにした。
美味しかったが、海鮮の量が少ないせいか東京でも食べられるような味に感じてしまった。
やっぱりいつものお店の方が美味しい気がする。
函館朝市
ただ、初めて食べた本物のししゃもは淡白で油も上品だった。
食事のあと、朝市で親たちにお土産を配送し、温泉へ向かう。
さあ、本格的な北海道旅の始まりだ。
コメント