今回の旅の目的地の一つが、うたしないチロルの湯である。
ここは我々が初めてヌルヌル温泉を体感して以来はまっている、謂わばヌルヌル温泉発祥の地なのだ。
入浴料500円、炭酸水素塩泉、掛け流しではない。
敷地の外まで温泉の匂いがする。
18時過ぎについたので、ゆっくり食事を取りながらビールを飲んだ。
続いて入浴。
初めて入った時には、お湯がヌルヌルで、手にリンスでも残っていたのかと思った程だった。
期待に胸を躍らせながら湯船に浸かる。
以前より濃度が薄くなったのか、我々がヌルヌル温泉に慣れたのか、以前のような感動はなかったものの、発祥の地を楽しんだ。
この日はこのまま目の前にある道の駅で車中泊。
氷点下7.9度だった気温はさらに下がり、朝起きると氷点下10.7度になっていて、
ディフェンダーも雪に覆われていた。
この辺りは前に来たときも思ったが、雪が深い。
周りには何もないため、朝ごはんはセイコーマートという北海道のコンビニで、北海道米のおにぎりを食べた。
セイコーマートのおにぎりは店舗で手作り。
寒い北海道にあって暖かく、お米も柔らかく、甘くて美味しい。
この朝は、富良野・美瑛へ向けて車を走らせる。
お天気雪で、粒が大きめの牡丹雪が舞う。
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